ICE COTTON FUTURES
July 31, 2020
Open High Low Close Change
Oct 20 62.62 62.63 61.96 62.30 -.52
Dec 20 63.28 63.31 61.92 62.66 -.52
Mar 21 63.83 63.94 62.50 63.25 -.56
May 21 64.51 64.51 63.15 63.72 -.74
Jul 21 64.50 64.56 63.73 64.13 -.88
Oct 21 - - - 62.98 -.81
Dec 21 63.20 63.20 62.23 62.48 -.71
Mar 22 - - - 63.23 -.71
May 22 - - - 63.83 -.71
Jul 22 - - - 64.43 -.71
ICE estimated futures volume: 19,500
NY定期12月限は、寄り付き直後に本日の高値を付けた後、値を下げ、米国時間夜の間に本日の安値を付けた。その後、緩やかに値を戻し、そのまま方向感乏しく小幅な値動きを見せ、最終的に前日比52ポイント安の62.66/lbで引けた。出来高は、19,500枚。
【相場動向要因】
本日は、米国および国際綿花市場における2019/2020綿花年度(2019年8月-2020年7月)の最終日となった。
本日のCotton outlookレポートでは、2019/2020綿花年度におけるA-Indexの変動について、次のように述べている。
2019/2020綿花年度前半は、米中通商問題進展によって、A-Indexは上昇傾向にあった。米中両国による第一段階合意が報じられた2020年1月に2019/2020綿花年度のA-Index最高値(80.20)を付けている。その後、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めると下落していき、2020年4月には、59.15を記録している。
本日の綿花相場では、寄り付きの時点で前日までの価格上昇を受けて値を上げ、本日の高値を付けたが、その直後に利益確定の動きから売のオーダーが入って値を下げた。
その後、やや値を上げたが、上伸することなく引けた。
現物取引は依然として低調な状況が続いている模様。
一方、米国では、ハリケーンイサイアス(Isaias)が、フロリダ半島東岸を北上しており、米国南東部の綿作地帯への影響が懸念されている。
また、先日観測されたハリケーンハンナ(Hanna)によって、南テキサスを中心に、一部地域の綿作地で被害が報告されている。
米国株式市場は、米国の失業者への週600ドルの特別措置が7月末で終了するのに対して、米議会で追加対策案の協議がまとまっていないことなどにより、上値が重い展開となったが、ハイテク株などの上昇などにより、最終的に上昇。本日のダウ平均株価は、前日比114.67ドル上昇し、26,428.32ドルで引けている。
END.