2020年8月3日月曜日

NY FUTURES JULY 31,2020

ICE COTTON FUTURES

July 31, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Oct 20 62.62 62.63 61.96 62.30 -.52

Dec 20 63.28 63.31 61.92 62.66 -.52

Mar 21 63.83 63.94 62.50 63.25 -.56

May 21 64.51 64.51 63.15 63.72 -.74

Jul 21 64.50 64.56 63.73 64.13 -.88

Oct 21   -     -     -   62.98 -.81

Dec 21 63.20 63.20 62.23 62.48 -.71

Mar 22   -     -     -   63.23 -.71

May 22   -     -     -   63.83 -.71

Jul 22   -     -     -   64.43 -.71

ICE estimated futures volume: 19,500

 

 

NY定期12月限は、寄り付き直後に本日の高値を付けた後、値を下げ、米国時間夜の間に本日の安値を付けた。その後、緩やかに値を戻し、そのまま方向感乏しく小幅な値動きを見せ、最終的に前日比52ポイント安の62.66/lbで引けた。出来高は、19,500枚。

 

 

【相場動向要因】

本日は、米国および国際綿花市場における2019/2020綿花年度(20198-20207)の最終日となった。

本日のCotton outlookレポートでは、2019/2020綿花年度におけるA-Indexの変動について、次のように述べている。

2019/2020綿花年度前半は、米中通商問題進展によって、A-Indexは上昇傾向にあった。米中両国による第一段階合意が報じられた20201月に2019/2020綿花年度のA-Index最高値(80.20)を付けている。その後、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めると下落していき、20204月には、59.15を記録している。

 

 

本日の綿花相場では、寄り付きの時点で前日までの価格上昇を受けて値を上げ、本日の高値を付けたが、その直後に利益確定の動きから売のオーダーが入って値を下げた。

その後、やや値を上げたが、上伸することなく引けた。

 

現物取引は依然として低調な状況が続いている模様。

一方、米国では、ハリケーンイサイアス(Isaias)が、フロリダ半島東岸を北上しており、米国南東部の綿作地帯への影響が懸念されている。

また、先日観測されたハリケーンハンナ(Hanna)によって、南テキサスを中心に、一部地域の綿作地で被害が報告されている。

 

米国株式市場は、米国の失業者への週600ドルの特別措置が7月末で終了するのに対して、米議会で追加対策案の協議がまとまっていないことなどにより、上値が重い展開となったが、ハイテク株などの上昇などにより、最終的に上昇。本日のダウ平均株価は、前日比114.67ドル上昇し、26,428.32ドルで引けている。

 

 

END.