ICE COTTON FUTURES
August 20, 2020
Open High Low Close Change
Oct 20 62.69 64.25 62.69 63.92 +.71
Dec 20 63.77 64.72 63.00 64.52 +.75
Mar 21 64.51 65.61 63.97 65.42 +.73
May 21 64.93 66.28 64.63 66.08 +.75
Jul 21 65.09 66.64 65.04 66.44 +.71
Oct 21 64.90 64.90 64.90 65.02 +.70
Dec 21 63.75 64.70 63.41 64.65 +.55
Mar 22 64.84 65.17 64.84 65.75 +.48
May 22 65.67 65.79 65.67 66.40 +.27
Jul 22 65.82 66.09 65.82 66.61 +.15
ICE estimated futures volume:22,100
NY定期12月限は、前日引値水準で寄り付いた後、値を下げ、一旦本日の最安値63.00/LBを付けた。その後暫くは横ばい状態で動意薄であったが、米国現地で取引が本格的になると急伸し、最終的に前日比75ポイント高の64.52/LBで引けた。
出来高は、22,100枚。
【相場動向要因】
米国綿花市場は2日連続で続伸。本日、米国農務省より週間輸出成約報告が発表され、中国やベトナムを中心に新規成約数量と船積数量が比較的堅調な結果だったことや、技術的な要因として64.00/LBを超える水準が投機筋の買い増しに繋がった様子。さらに、先日、米国農務省より発表された西テキサスのYieldが最近の天候状況を鑑みるにやや楽観的過ぎではという見方が広まっていることや、インフレ圧力にドル安といった要素も相場に影響を与えていると言われている。実需筋では生産者と紡績の値決めがいくらか見られたと報告されている。
一方、米国株式市場ではダウ平均が4営業日ぶりに反発。前日比46.85ドル高の27,739.73ドルで引けた。新型コロナの影響が少ないIT関連銘柄中心に買われたことで値を上げたが、新規失業保険申請件数が市場予想よりも増加。再び100万件を上回ったことで、上値を抑える展開となった。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week Ending August 13, 2020);
2020/2021CROP
アップランド
成約:141,800俵 (中国 56,800俵 / バングラディッシュ 22,000俵 / ベトナム 21,600俵)
キャンセル:▲13,800俵 (インドネシア ▲9,300俵 / パキスタン ▲2,400俵 / ペルー ▲1,000俵)
船積:421,500俵 (中国 192,000俵 / ベトナム 82,100俵 / トルコ 44,800俵)
ピマ
成約:16,700俵 (インド 8,100俵 / 中国 2,600俵 / パキスタン 1,800俵)
キャンセル:なし
船積:なし
2021/2022CROP
アップランド
成約:9,300俵 (インドネシア 9,300俵)
キャンセル:▲4,400俵 (マレーシア ▲4,400俵)
ピマ
成約:なし
END.