ICE No. 2 Cotton
November 4, 2026
Open High Low Settle Change
Dec '26 76.90 79.14 76.47 78.11 +107
Mar '26 80.80 82.90 80.34 81.96 +106
May '27 82.50 84.46 82.00 83.56 +101
Jul '27 82.99 84.86 82.52 84.02 +97
Oct '27 78.54 79.65 77.26 77.87 +38
Dec '27 76.62 77.80 76.47 77.21 +54
Mar '28 77.40 78.08 77.40 78.08 +52
May '28 78.66 78.66 78.37 78.37 +53
Jul '28 78.28 78.28 78.20 78.20 +63
Oct '28 - - - 76.19 +63
ICE estimated futures volume: 84,000
12月限は寄り付き後、77セントを下回る水準で弱含んだものの、米国深夜から買いが入り、米国未明にかけて78セント台後半まで上昇した。
79セント近辺では売りが増えて反落し、その後は上下を繰り返しながら、78セント前後でもみ合う展開となった。
米国午前には再び78セント台後半まで持ち直したが、上値は限られた。
最終的に、前日比107ポイント高の78.11/lbで引けた。推定出来高は84,000枚。
【相場動向要因】
綿花相場は、11月3日に投開票された米国中間選挙の結果が判明したことによる不透明感の後退を受け、ポジションを取り直す買いが入り、上昇した。
今回の中間選挙では、民主党が連邦議会の上下両院で過半数を獲得し、共和党は議席を大きく減らした。
これにより、大統領の所属政党と議会の多数派が異なる「分割政府」となる可能性が高まり、米国では大規模な政策の急激な転換が進みにくくなるとの見方が広がった。
12月限は急反発したものの、テクニカル面では依然として本格的な上昇トレンドへの転換を確認するには至っておらず、基調はなお弱い。
一方、3月限は80セント近辺で強い支持を確認しており、相対的に底堅い動きとなっている。
また、ICEの認証在庫では新規認証が38,700俵に達し、認証在庫が大幅に増加した。
市場に引き渡し可能な綿花が増えたことで、期近限月の需給の緩みや現物需要の弱さが意識され、弱気材料となっている。
外部市場では、原油が急落した一方、米国株は中間選挙後の不透明感後退を好感して急騰した。
原油については、選挙結果を受けて米国が軍事・外交面で強硬な政策を進めにくくなるとの見方が広がったことに加え、
ペルシャ湾から世界市場へ向かう原油の流出量が戦争前の水準に戻ったことで、供給逼迫懸念が後退した。
これにより、原油価格に織り込まれていた地政学的リスク・プレミアムが剥落し、売りが強まったとみられる。
END.