ICE COTTON FUTURES
October 29, 2020
Open High Low Close Change
Dec 20 70.15 70.46 69.58 69.82 -.35
Mar 21 71.03 71.36 70.53 70.80 -.23
May 21 71.64 71.95 71.16 71.49 -.21
Jul 21 72.12 72.43 71.63 71.99 -.17
Oct 21 - - - 70.23 -.19
Dec 21 69.55 69.60 68.75 69.03 -.19
Mar 22 - - - 69.78 -.16
May 22 - - - 70.05 -.14
Jul 22 - - - 70.20 -.14
Oct 20 - - - 67.95 -.19
ICE estimated futures volume:37,600
12月限は寄り付きから昨日引け値付近を動意薄で推移。米国早朝に値を下げるとついに70セントを割り、一時69セント台中盤まで下げたが、その後わずかに回復。結果前日比35ポイント安の69.82/lbで引けた。推定出来高は37,600枚。週間では212ポイント下げた。
【相場動向要因】
新型コロナ感染拡大が世界で続き、世界経済の先行き不透明感から穀物相場や原油などが続落しており、綿花相場もその動きに追随した。一方、米国の7-9月期のGDPが発表され、前期比+33.1%と記録的な上昇を見せたことで、米国株や米国ドルは値を上げた。
綿花相場は大手ファンド筋の乗り換えも始まり、12月限から3月限への乗り換え取引が目立ち、12月限の未決済建玉はここにきて減少しはじめ、3月限5月限を中心に増加している。
ルイジアナ州から上陸したハリケーン・ゼータは、引き続きアラバマ州やジョージア州などSOUTHEASTに降雨をもたらし、北東へ進行し東海岸へ抜けていく。
【USDA EXPORT SALES REPORT】
全棉種・年度を合わせた正味成約数量が約32万俵と、今年2番目の成約数量と好調。引き続きパキスタン・中国がメインのBUYERとなった。船積数量も約25万俵と堅調に推移。これらの数字はすでに相場に織り込み済みとみられる。好調な数字と同時に、今季のUPLAND綿ではトルコとバングラデシュで、現地通貨安などを背景にキャンセルが入った模様。
米国農務省週間輸出成約報告
◆2020/21 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 397,400俵 (パキスタン 126,600俵 / 中国 93,900俵 / メキシコ 44,400俵)
キャンセル TOTAL : ▲108,700俵 (トルコ ▲53,900俵 / バングラデシュ ▲26,300俵 / 中国 ▲12,500俵)
NET TOTAL : 288,700俵 (パキスタン 125,900俵 / 中国 81,400俵 / メキシコ 41,600俵)
船積 TOTAL : 228,800俵 (中国 103,600俵 / ベトナム 22,600俵 / メキシコ 17,500俵)
◎ピマ綿
成約 TOTAL : 34,900俵 (中国 12,800俵 / インド 6,000俵 / ベトナム 4,500俵)
キャンセル TOTAL : ▲2,200俵 (中国 ▲2,200俵)
NET TOTAL : 32,700俵 (中国 10,600俵 / インド 6,000俵 / パキスタン 4,100俵)
船積 TOTAL : 15,900俵 (中国 6,700俵 / バングラデシュ 2,900俵 / ベトナム 2,600俵)
◆2020/21 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 900俵 (メキシコ 3,100俵 / ブラジル 400俵 / 中国 -2,600俵)
◎ピマ綿
成約 NIL
END.