2020年10月7日水曜日

NY FUTURES OCTOBER 6,2020

ICE COTTON FUTURES

October 6, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Dec 20 65.65 66.95 65.65 66.86 +.83

Mar 21 66.73 67.78 66.59 67.72 +.80

May 21 67.40 68.47 67.32 68.32 +.74

Jul 21 68.09 68.99 68.07 68.69 +.61

Oct 21   -     -     -   67.29 +.62

Dec 21 66.15 67.00 66.15 66.72 +.55

Mar 22 67.65 67.65 67.52 67.52 +.66

May 22 68.16 68.16 68.06 68.07 +.74

Jul 22 68.14 68.14 68.14 68.22 +.79

Oct 20   -     -     -   66.32 +.69

ICE estimated futures volume:26,900

 

NY定期12月限は、寄り付き後から暫くは方向感なく推移。しかし米国現地で取引が本格的になると上伸し、最終的に前日比83ポイント高の66.86/LBで引けた。引値では224日以来となる価格水準まで値が戻った。

出来高は、26,900枚。

 

【相場動向要因】

 

米国現地6日未明にカテゴリー2のハリケーン「デルタ」が発生し、同日中に最大風速140mph(約63m/s)の猛烈な暴風を伴うカテゴリー4にまで勢力を上げ、現在メキシコ・ユカタン半島に向かって進んでいる。予報ではこのままメキシコ湾を通過し、今週金曜日にはルイジアナ州沿岸地域に上陸する見込みで、収穫中の綿花に影響が及ぶ懸念が広がったことから本日の綿花相場に対して強材料として働いた模様。今週金曜日には米国農務省から10月度の月間需給報告が発表される予定だが、直近のハリケーンによる影響から米綿の生産量が更に減少するのではという市場関係者の予想が上がっている。アナリストによる生産予想平均では16.74百万俵(先月比30万俵減)と、ブルームバーグの調査結果がでている。

 

実需筋ではブラジル綿やメキシコ綿に対してある程度引き合いが見られた他、生産者による値決めも行われた様子。只、相場が上昇基調の中、価格がさらに上がるのを待っている生産者も多いとのこと。

 

一方、米国株式市場はダウ平均が反落し、前日比375.88ドル安の27,772.76ドルで引けた。米トランプ大統領が民主党の追加経済対策案を拒否し、大統領選後まで協議を中止するよう指示したことから、景気早期回復への期待が後退。幅広い銘柄で値が下がった。

 

END.