2020年10月1日木曜日

NY FUTURES SEPTEMBER 30,2020

ICE COTTON FUTURES

September 30,2020

       Open  High  Low   Close Change

Dec 20 65.28 66.24 65.09 65.79 +.50

Mar 21 65.94 66.94 65.85 66.54 +.51

May 21 66.70 67.67 66.67 67.27 +.47

Jul 21 67.45 68.31 67.43 67.92 +.45

Oct 21   -     -     -   67.09 +.31

Dec 21 65.57 66.37 65.56 65.84 +.26

Mar 22 66.40 66.95 66.34 66.59 +.25

May 22   -     -     -   67.04 +.25

Jul 22   -     -     -   67.34 +.22

Oct 20   -     -     -   65.54 +.22

ICE estimated futures volume:19,900

 

NY定期12月限は寄り付き後から動意薄で推移。米国現地の午前中から強含みの動きを見せ、本日最高値の66.24/LBを付けた。しかし、その後値を戻し、最終的に前日比50ポイント高の65.79/LBで引けた。

出来高は、19,900枚。

 

【相場動向要因】

 

米国綿花市場は期近12月限の引値が、10営業日連続で65.00/LB台を付け、様子見ムードが漂っている。只、月間では63ポイントの上げ幅を記録、本日の引値で10日移動平均価格も上回ったことから、上値を試す展開は続いている。本日は綿花特有の材料は乏しかったものの、そのほかの米国穀物市場では、四半期在庫数量が市場予想よりもかなり少なかったことが明らかとなり、大豆、コーンおよび小麦が3.1%~5.2%の上げ率を記録し、綿花相場も一時連れ高となった模様。只、四半期の締め日だったことから、取引時間終盤で一部ロングポジションの清算と思われる売りが入り、若干値を戻した。実需筋ではパキスタン向けブラジル綿の買付が比較的活発だったほか、米綿の新綿に関する動きも出始めている。しかしながら、米綿は収穫ペースが例年よりもやや遅れていることから数量は限られている模様。

中国では7月から3か月間に渡って行われてきた政府備蓄在庫オークションが終了。計50万トン以上の在庫が売られ、その半数以上が新疆綿であったとの報告が上がっている。

 

また米国株式市場では、ダウ平均が前日比329.04ドル高の、27,781.70ドルで引けた。新型コロナ対策の追加経済対策法案に関して、楽観的な見方が広がったことが好感されて値を上げた様子。只、月間では今年3月以来の半年ぶりの値下げとなり、11月の米国大統領選挙を前に足踏みした格好となった。

 

米国現地101日に米国農務省より週間輸出成約報告が発表される予定。

 

END.