2020年10月2日金曜日

NY FUTURES OCTOBER 1,2020

ICE COTTON FUTURES

October 1, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Dec 20 65.79 66.15 65.50 65.91 +.12

Mar 21 66.59 66.86 66.25 66.70 +.16

May 21 67.42 67.47 67.04 67.37 +.10

Jul 21 68.02 68.08 67.72 67.96 +.04

Oct 21   -     -     -   67.24 +.15

Dec 21 66.02 66.22 65.80 66.08 +.24

Mar 22 66.57 66.57 66.57 66.84 +.25

May 22   -     -     -   67.34 +.30

Jul 22   -     -     -   67.69 +.35

Oct 20   -     -     -   65.89 +.35

ICE estimated futures volume:19,600

 

NY定期12月限は、前日引値水準で寄り付いた後、方向感なく推移。米国現地にて取引が本格的になると小幅に下げたが、引けにかけて値を戻していき最終的に前日比12ポイント高の65.91/LBで引けた。

出来高は、19,600枚。

 

【相場動向要因】

 

本日の米国綿花市場は期近12月限が小幅続伸。終日狭い価格幅の中で取引が続き、一時66.00/LBを上回る場面も見られたが、大きな材料もなかったことから値が伸びなかった。米綿の収穫期が近付いており、現物の買付に伴って、トレーダーらによるショートポジションが徐々に増加すると思われるが、現時点では直近の上昇基調への影響は限定的と見られている。実需筋では、生産者による値決めが見られた程度で、特に目立った動きはなかった様子。

 

また本日、米国農務省から週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。2020/2021CROPのアップランドの新規成約数量は前週比152%増と大幅に増加。トルコや中国、ベトナムが堅調に成約数量を伸ばしている様子。一方、船積数量は前週比22.6%減だった。主に中国向けの輸出が多く、次いでベトナム、インドネシアとなっている。

 

米国株式市場では、ダウ平均が前日比35.20ドル高の27,816.90ドルで引けた。朝方は米国の追加経済対策を巡り、与野党合意の期待感から大きく値を上げたが、その後、協議は進展しているものの、未だ主要項目で隔たりがあることが伝わり値を消す展開となった。また同日発表された米国経済指標が冴えなかったことも、上値を抑えた格好となった。

 

中国では101日から8日まで国慶節休暇のため一時的に取引のない日が続く。

 

米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week Ending September 24, 2020)

 

2020/2021CROP

アップランド

成約:238,100 (トルコ 62,500 / 中国 55,700 / ベトナム 43,300)

 

キャンセル:▲4,300 (インドネシア ▲4,300)

 

船積:218,200 (中国 105,400 / ベトナム 49,400 / インドネシア 14,700)

 

ピマ

成約:19,600 (インド 7,800 / 中国 3,900 / バングラディッシュ 2,200 / ペルー 2,200)

 

キャンセル:▲100俵(インド ▲100俵)

 

船積:10,800 (インド 3,600 / 中国 3,200 / エルサルバドル 1,800)

 

 

2021/2022CROP

アップランド

成約:20,600 (メキシコ 16,300 / インドネシア 4,300)

 

キャンセル:なし

 

ピマ

成約:なし

 

END.