ICE COTTON FUTURES
October 1, 2020
Open High Low Close Change
Dec 20 65.79 66.15 65.50 65.91 +.12
Mar 21 66.59 66.86 66.25 66.70 +.16
May 21 67.42 67.47 67.04 67.37 +.10
Jul 21 68.02 68.08 67.72 67.96 +.04
Oct 21 - - - 67.24 +.15
Dec 21 66.02 66.22 65.80 66.08 +.24
Mar 22 66.57 66.57 66.57 66.84 +.25
May 22 - - - 67.34 +.30
Jul 22 - - - 67.69 +.35
Oct 20 - - - 65.89 +.35
ICE estimated futures volume:19,600
NY定期12月限は、前日引値水準で寄り付いた後、方向感なく推移。米国現地にて取引が本格的になると小幅に下げたが、引けにかけて値を戻していき最終的に前日比12ポイント高の65.91/LBで引けた。
出来高は、19,600枚。
【相場動向要因】
本日の米国綿花市場は期近12月限が小幅続伸。終日狭い価格幅の中で取引が続き、一時66.00/LBを上回る場面も見られたが、大きな材料もなかったことから値が伸びなかった。米綿の収穫期が近付いており、現物の買付に伴って、トレーダーらによるショートポジションが徐々に増加すると思われるが、現時点では直近の上昇基調への影響は限定的と見られている。実需筋では、生産者による値決めが見られた程度で、特に目立った動きはなかった様子。
また本日、米国農務省から週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。2020/2021CROPのアップランドの新規成約数量は前週比152%増と大幅に増加。トルコや中国、ベトナムが堅調に成約数量を伸ばしている様子。一方、船積数量は前週比22.6%減だった。主に中国向けの輸出が多く、次いでベトナム、インドネシアとなっている。
米国株式市場では、ダウ平均が前日比35.20ドル高の27,816.90ドルで引けた。朝方は米国の追加経済対策を巡り、与野党合意の期待感から大きく値を上げたが、その後、協議は進展しているものの、未だ主要項目で隔たりがあることが伝わり値を消す展開となった。また同日発表された米国経済指標が冴えなかったことも、上値を抑えた格好となった。
中国では10月1日から8日まで国慶節休暇のため一時的に取引のない日が続く。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week Ending September 24, 2020);
2020/2021CROP
アップランド
成約:238,100俵 (トルコ 62,500俵 / 中国 55,700俵 / ベトナム 43,300俵)
キャンセル:▲4,300俵 (インドネシア ▲4,300俵)
船積:218,200俵 (中国 105,400俵 / ベトナム 49,400俵 / インドネシア 14,700俵)
ピマ
成約:19,600俵 (インド 7,800俵 / 中国 3,900俵 / バングラディッシュ 2,200俵 / ペルー 2,200俵)
キャンセル:▲100俵(インド ▲100俵)
船積:10,800俵 (インド 3,600俵 / 中国 3,200俵 / エルサルバドル 1,800俵)
2021/2022CROP
アップランド
成約:20,600俵 (メキシコ 16,300俵 / インドネシア 4,300俵)
キャンセル:なし
ピマ
成約:なし
END.