ICE COTTON FUTURES
October 22, 2020
Open High Low Close Change
Dec 20 71.00 72.10 70.82 71.94 +.90
Mar 21 71.56 72.64 71.50 72.51 +.78
May 21 72.26 73.14 72.26 73.09 +.75
Jul 21 72.75 73.60 72.75 73.54 +.73
Oct 21 - - - 71.94 +.58
Dec 21 70.51 71.20 70.51 71.07 +.56
Mar 22 71.52 72.04 71.52 71.80 +.54
May 22 71.65 72.23 71.65 71.93 +.48
Jul 22 71.70 72.33 71.70 71.95 +.40
Oct 20 - - - 69.55 +.32
ICE estimated futures volume:27,200
12月限は寄り付きから底堅くじりじりと値を上げていき米国午前中に72セント台に到達し、本日の高値(72.10/LB)を付けた。その後耐え切れず値を下げたが、取引終了にかけ値を戻していき、結果前日比90ポイント高の71.94/LBで引けた。週間では272ポイント上昇。推定出来高は27,200枚。
【相場動向要因】
米国農務省週間輸出成約報告にて好調な成約数量が報告されたことから、堅調な需要が好感され相場を上げている模様。米国ドル安の傾向も、各国の綿花輸入需要を下支えしている。同時に、11月3日の米国大統領選挙を控え、投機筋のポジション整理の動きから、高値につくと投機筋による利益確定の売りが入る動きもみられる。
オーストラリア・ニューサウスウェールズで降雨を観測。植え付けに向け慈雨となった。昨年CROPは雨不足から収穫量が激減し63万俵となったが、今季CROPは貯水量は昨年より良く210万俵が予測されている。
【米国農務省週間輸出成約報告】
2020/21CROPのアップランド綿の正味成約数量は 22.8万俵と先週の11.8万俵から飛躍。直近4週間平均と比較しても51%増と堅調な需要が表れている。DESTINATION別ではパキスタン(9.2万俵)を筆頭に、中国(5.0万俵)・メキシコ(3.4万俵)とつづく。
詳細は以下の通り
◆2020/21 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 240,200俵 (パキスタン 92,500俵 / 中国 59,100俵 / メキシコ 33,800俵)
キャンセル TOTAL : ▲12,400俵 (中国 ▲10,600俵 / 日本 ▲1,600俵 / インド ▲100俵)
NET TOTAL : 227,800俵 (パキスタン 91,700俵 / 中国 49,600俵 / メキシコ 33,800俵)
船積 TOTAL : 194,100俵 (中国 95,500俵 / パキスタン 29,100俵 / ベトナム 16,200俵)
◎ピマ綿
成約 TOTAL : 29,700俵 (中国 9,800俵 / インド 5,800俵 / パキスタン 3,900俵)
キャンセル TOTAL : ▲100俵 (インド ▲100俵)
NET TOTAL : 29,600俵 (中国 9,800俵 / インド 5,700俵 / パキスタン 3,900俵)
船積 TOTAL : 7,400俵 (インド 3,400俵 / ペルー 1,800俵 / 中国 1,100俵)
◆2020/21 CROP
◎アップランド綿
成約 TOTAL : 21,300俵 (中国 17,200俵 / メキシコ 4,100俵)
◎ピマ綿
成約 NIL
END.