ICE COTTON FUTURES
April 29, 2020
Open High Low Close Change
May 20 57.83 57.83 57.83 58.02 +1.84
Jul 20 55.79 57.24 55.79 57.12 +1.34
Oct 20 58.39 58.43 58.39 58.58 +1.07
Dec 20 57.78 58.80 57.76 58.68 +.96
Mar 21 58.79 59.35 58.69 59.33 +.86
May 21 59.11 59.47 58.89 59.46 +.73
Jul 21 59.05 59.50 59.00 59.52 +.69
Oct 21 - - - 57.88 +.50
Dec 21 57.24 57.57 57.05 57.48 +.40
Mar 22 - - - 58.28 +.40
ICE estimated futures volume:19,600
NY定期7月限は、寄り付き直後からじりじりと値を上げていき、米国現地早朝から一段と値を上げ、本日最高値の57.24/LBを付けた。その後やや値を戻すも、取引時間終盤にかけて再度値を上げ、最終的に前日比134ポイント高の57.12/LBで引けた。
出来高は19,600枚。
【相場動向要因】
米国綿花市場は3週間ぶりに全限月で続伸し、3月中旬の引値水準まで回復した。
一部報告によると、中国政府の100万トンに及ぶ原綿買付に関連した動きから、過去2週間にわたり中国企業による10万トンから15万トンレベルの買付がなされているのではと推測されている。
明日、米国現地4月30日に米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定で、市場関係者の間では中国の新規成約数量が噂の裏付けになるか注目が集まっている。
一方、米国株式市場も大幅反発。新型コロナウィルスの治療薬として期待されている米ギリアド・サイエンシズ社の抗ウイルス治験薬レムデシビルが、米国臨床試験で一定の有効性を示したと発表されたことを好感し、ダウ平均は532.31ドル高の24,633.86ドルとなった。また原油先物6月限も22%上昇し、各市場において新型コロナウィルス治療薬に対する期待が高まっていることを示している。
END.