2020年4月30日木曜日

NY FUTURES APRIL 29,2020

ICE COTTON FUTURES

April 29, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 57.83 57.83 57.83 58.02 +1.84

Jul 20 55.79 57.24 55.79 57.12 +1.34

Oct 20 58.39 58.43 58.39 58.58 +1.07

Dec 20 57.78 58.80 57.76 58.68 +.96

Mar 21 58.79 59.35 58.69 59.33 +.86

May 21 59.11 59.47 58.89 59.46 +.73

Jul 21 59.05 59.50 59.00 59.52 +.69

Oct 21   -     -     -   57.88 +.50

Dec 21 57.24 57.57 57.05 57.48 +.40

Mar 22   -     -     -   58.28 +.40

ICE estimated futures volume:19,600

 

NY定期7月限は、寄り付き直後からじりじりと値を上げていき、米国現地早朝から一段と値を上げ、本日最高値の57.24/LBを付けた。その後やや値を戻すも、取引時間終盤にかけて再度値を上げ、最終的に前日比134ポイント高の57.12/LBで引けた。

出来高は19,600枚。

 

【相場動向要因】

 

米国綿花市場は3週間ぶりに全限月で続伸し、3月中旬の引値水準まで回復した。

一部報告によると、中国政府の100万トンに及ぶ原綿買付に関連した動きから、過去2週間にわたり中国企業による10万トンから15万トンレベルの買付がなされているのではと推測されている。

明日、米国現地430日に米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定で、市場関係者の間では中国の新規成約数量が噂の裏付けになるか注目が集まっている。

 

一方、米国株式市場も大幅反発。新型コロナウィルスの治療薬として期待されている米ギリアド・サイエンシズ社の抗ウイルス治験薬レムデシビルが、米国臨床試験で一定の有効性を示したと発表されたことを好感し、ダウ平均は532.31ドル高の24,633.86ドルとなった。また原油先物6月限も22%上昇し、各市場において新型コロナウィルス治療薬に対する期待が高まっていることを示している。

 

END.

 

NY FUTURES APRIL 28,2020

ICE COTTON FUTURES

April 28, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 57.77 57.77 57.77 56.18 +2.25

Jul 20 55.11 56.99 54.55 55.78 +.77

Oct 20 58.49 58.49 58.16 57.51 +.80

Dec 20 57.19 58.67 56.55 57.72 +.69

Mar 21 57.36 59.29 57.36 58.47 +.85

May 21 58.58 59.35 58.58 58.73 +.93

Jul 21 58.57 59.36 58.56 58.83 +.95

Oct 21   -     -     -   57.38 +.50

Dec 21 57.00 57.76 56.56 57.08 +.56

Mar 22   -     -     -   57.88 +.56

ICE estimated futures volume:23,900

 

 

NY定期7月限は、寄り付き後少しずつ値を上げていき、米国での取引が本格化してから本日の高値を付けた。その後、取引終盤にかけてやや値を戻したが、最終的に前日比77ポイント高の55.78/LBで引けた。出来高は、23,900枚。

 

【相場動向要因】

綿花市場は、アジアを中心に比較的落ち着いた需要の中で展開されている。

そんな中、市場参加者の関心は、新型コロナウイルス拡散を一因とする世界的な需要低迷に加えて、

中国政府による100万トン規模の原綿買付に集められている。

一部のアナリストは、本日の相場上昇の背景として、中国政府系企業による原綿買付、もしくはそれに関連した動きが強材料として市場に影響を与えていると述べている。

また、前日427日の綿花相場では、3,038枚の期近7月限を中心とする積極的なロングポジションの精算が確認されている一方で、同日の7月限引け値が前日比62ポイント安に留まったことから、ここにも中国による原綿買付に紐づいた要因が相場の下支えとして働いたとの見方も示されている。

 

しかしながら、他国紡績筋からの需要は静かで、市場全体としては様子見ムードが続いている。

 

米国現地430日には米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定となっており、中国による買付の結果がいくらか反映されるものと見られる。

現地512日には米国農務省月間需給報告の発表も控えている。

 

本日のCotton Outlookレポートでは、カリフォルニア州で、相場価格が低い水準にあることなどを要因として同州での綿花作付面積が減少する可能性があると報告されている。

米国427日に発表された週間作付進捗報告では、同州の作付進捗率は直近5年の同時期平均進捗率(55%)に対して、30%と報告されていた。

 

END.

 

2020年4月28日火曜日

NY FUTURES APRIL 27,2020

ICE COTTON FUTURES

April 27, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20   -     -     -   53.93 -1.00

Jul 20 55.48 56.48 54.60 55.01 -.62

Oct 20 57.37 57.37 57.37 56.71 -.64

Dec 20 57.69 58.40 56.72 57.03 -.64

Mar 21 58.20 58.73 57.38 57.62 -.63

May 21 58.36 58.36 57.55 57.80 -.56

Jul 21 58.18 58.18 57.55 57.88 -.47

Oct 21   -     -     -   56.88 +.01

Dec 21 56.80 57.10 56.51 56.52 +.05

Mar 22   -     -     -   57.32 +.16

ICE estimated futures volume:13,400

 

 

NY定期7月限は、先週末引値と同値水準で寄り付くと急伸し、一時本日最高値の56.48/LBを付けたが、その後値が戻り、小幅な動きで推移していた。米国現地にて取引が本格的になると先週末比マイナス圏内まで値を下げ、最終的に前日比62ポイント安の55.01/LBで引けた。

出来高は13,400枚。

 

【相場動向要因】

 

米国綿花市場は、先週末に引き続き閑散とした取引が続いた。本日の全出来高のうち約半数の6,840枚は限月間取引だった。先週末から中国からの引き合いが見られるが、成約までに至った数量は比較的少ないとの報告が上がっている。

 

また米国最大手の原油価格連動型上場投資信託であるUSオイルファンドが期近6月限のポジションをすべて先の限月にロールオーバーするために売却を始めたことで25%以上下落し、米国穀物市場も全面的に連れ安となった。

 

一方、米国株式市場においては新型コロナウィルス感染者数の増加率に鈍化の兆しが見え始めたことなどを理由にダウ平均株価が値を上げた。

 

また、米国農務省より20/21CROPの週間綿花作付進捗報告が発表された。

米国現地426日時点で、15州平均13%(前年同時期10%)、テキサス州では18%(前年同時期13%)と報告されており前年同時期と比較すると進んでいる様子。一方ジョージア州は春先の天候の影響で8%(前年同時期10%)とやや遅れている。

 

 

END.

 

2020年4月27日月曜日

NY FUTURES APRIL 24,2020

ICE COTTON FUTURES

April 24, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 56.25 56.60 54.63 54.93 -1.95

Jul 20 56.18 56.70 55.25 55.63 -.74

Oct 20   -     -     -   57.35 -.65

Dec 20 57.83 58.36 57.09 57.67 -.48

Mar 21 58.88 59.16 57.87 58.25 -.68

May 21 59.25 59.36 58.09 58.36 -.77

Jul 21 59.30 59.33 58.09 58.35 -.83

Oct 21   -     -     -   56.87 -.90

Dec 21 56.96 57.21 56.00 56.47 -1.00

Mar 22 57.81 57.94 56.94 57.16 -1.21

ICE estimated futures volume:16,500

 

 

本日のNY定期相場は、期近7月限を中心に比較的少ない取引量の中で小幅な値動きで方向感乏しく推移し、期近7月限は、最終的に前日比74ポイント安の55.63/LBで引けた。

期近7月限は週間でみると引け値ベースで前週比277ポイント価格を上昇させている。

本日期近5月限の第一回受渡通知日を迎えた。

出来高は、16,500枚。

 

【相場動向要因】

中国政府企業による原綿を含む農産物買付の噂について、依然として公式の発表はされていないものの、市場参加者の関心が寄せられている。

一方で、本日のCotton Outlook Beijing reportでは、中国港湾の原綿在庫量が高い水準にあることが報告されている。

報告によると、全体でおよそ60万トンの港湾在庫があり、そのうち40万トンが青島、10万トンが張家港市にあると報告されている。この港湾在庫の多くはブラジル綿もしくは米綿と述べられている。

 

中国政府の動向や、新型コロナウイルス拡散を一因として停滞している世界経済の動向に対して市場参加者の多くは様子見ムードとなっているようで、

本日の出来高16,500枚は、直近1年間で最も低い水準であった。

 

 

END.

 

2020年4月24日金曜日

NY FUTURES APRIL 23,2020

ICE COTTON FUTURES

April 23, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 56.54 57.95 56.01 56.88 +.60

Jul 20 56.40 57.65 55.65 56.37 +.23

Oct 20   -     -     -   58.00 +.42

Dec 20 57.83 58.85 57.29 58.15 +.47

Mar 21 58.88 59.72 58.50 58.93 +.13

May 21 59.40 60.04 58.87 59.13 -.22

Jul 21 59.26 60.28 58.99 59.18 -.55

Oct 21   -     -     -   57.77 -.61

Dec 21 58.50 59.00 57.24 57.47 -.61

Mar 22 59.14 59.23 58.40 58.37 -.86

ICE estimated futures volume:36,900

 

 

NY定期7月限は、寄り付きから小幅な値動きで推移し、最終的に前日比23ポイント高の56.37/LBで引けた。出来高は、36,900枚。

期近5月限は、明日424日に第一回受渡通知日を迎える。

 

【相場動向要因】

前日の相場上昇の一因となった中国政府による綿花を含む農産物の買付を行うという噂が引き続き強材料として相場を下支えした模様。

米国主要穀物相場も軒並み値を上げて引けており、またダウ平均株価も価格を上昇させて引けた。

本日の中国国内相場ZCEは全限月とも軒並み大きく値を上げて引けている。

 

本日米労働省が418日時点での新規失業保険申請件数が4427,000件と発表した。前週の5237,000件と比較して減少したが、依然として高水準を維持している。

 

本日米国農務省より週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。

新型コロナウイルス拡散を一因として、比較的落ち着いた結果が報告されているが、市場への影響は限定的であった。

 

 

米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week Ending Apr 16, 2020);

 

2019/2020 CROP

 

アップランド

 

成約:56,800(ベトナム 24,800 / パキスタン 6,800 / バングラデシュ 6,600)

 

キャンセル:▲41,100(メキシコ ▲16,000 / インドネシア ▲11,900 / バングラデシュ ▲4,000)

 

船積:266,200(ベトナム 86,800 / パキスタン 40,500 / トルコ 40,000)

 

 

ピマ

 

成約:2,300(イタリア 2,200 / チェコ 100)

 

キャンセル:なし

 

船積:7,100(中国 2,600 / インド 2,200 / タイ 500)

 

 

2020/2021 CROP

 

アップランド

 

成約:46,400(メキシコ 16,000 / インドネシア 9,200 / パキスタン 8,800)

 

 

ピマ

 

成約:なし

 

 

END.

 

2020年4月23日木曜日

NY FUTURES APRIL 22,2020

ICE COTTON FUTURES

April 22, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 52.73 56.31 52.30 56.28 +2.97

Jul 20 52.75 56.25 52.15 56.14 +2.83

Oct 20 54.95 57.40 54.95 57.58 +2.69

Dec 20 54.86 57.94 54.40 57.68 +2.52

Mar 21 56.08 58.92 55.68 58.80 +2.40

May 21 56.88 59.36 56.76 59.35 +2.14

Jul 21 57.49 59.81 57.41 59.73 +1.87

Oct 21   -     -     -   58.38 +1.67

Dec 21 55.50 58.38 55.50 58.08 +1.67

Mar 22 58.31 58.45 58.31 59.23 +1.77

ICE estimated futures volume:44,100

 

NY定期7月限は、前日引値と同値水準で寄り付くと、じりじりと値を上げていき、米国時間早朝に突如急伸。そのまま値幅制限近辺まで値を伸ばし、最終的に前日比283ポイント高の56.14/LBで引けた。

出来高は44,100枚。

 

【相場動向要因】

 

米国綿花市場が米国時間朝方から急伸し値幅制限に近い上げ幅を記録した。中国の一部メディアより「中国政府が政府在庫として米国から100万トンの綿花を含む米国産農産物の購入を計画している」という噂が報じられ、市場が反応した模様。その結果、綿花相場は約1か月ぶりに56.00/LBを超えたが、「米中貿易第一段階合意では2年という長期にわたる購入期間が設けられている為、どのような割り当てになるかは誰にもわからない」と、一部アナリストからの声もある。

 

実需筋では現物に紐づいた取引は閑散としており、第一回受渡通知日が直前まで迫っていることから、トレーダーらは支払いの遅延や契約や決済の先延ばしなどに注力している様子。

 

また米国現地423日に米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定で、市場関係者の間では先週に引き続き、大きな成約キャンセル数量が予想されている。

 

一方、米国株式市場は反発。ムニューシン米財務長官が「8月末までに米国内の経済がほとんど再開していることを期待している」と米国メディアにて述べたことが好感されたが、いまだに米国内では新型コロナウィルス感染者数の増加が見られるため、経済再開にむけて具体的な目途がつきづらい状況は続いている。米議会上院では4,840億米ドルの追加対策法案が可決され、23日に下院でも可決される見通し。

 

END.

 

2020年4月22日水曜日

NY FUTURES APRIL 21,2020

ICE COTTON FUTURES

April 21, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 54.10 54.10 52.00 53.31 -.72

Jul 20 54.02 54.11 52.01 53.31 -.71

Oct 20 55.20 55.20 54.13 54.89 -1.14

Dec 20 56.18 56.44 54.30 55.16 -1.17

Mar 21 57.43 57.43 56.61 56.40 -1.10

May 21 58.25 58.25 56.50 57.21 -1.07

Jul 21 58.93 58.93 57.33 57.86 -1.06

Oct 21   -     -     -   56.71 -.56

Dec 21 57.03 57.03 55.50 56.41 -.56

Mar 22   -     -     -   57.46 -.56

ICE estimated futures volume:28,100

 

 

NY定期7月限は、前日引値と同値水準で寄り付いた後、徐々に値を下げていき、米国時間朝に前日引値から201ポイント安の52.01/LBをつけた。しかし、その直後に反発し、最終的に前日比72ポイント安の53.31/LBで引けた。

出来高は28,100枚。

 

【相場動向要因】

 

米国綿花市場は綿花特有の材料が乏しく、本日も今週金曜日の第一回受渡通知日を前に、期近限月を中心に、ポジション整理や限月乗換の取引が大半を占めた模様。米国穀物市場においても大豆を除くコーンや小麦は値を下げた。また米国株式市場も値を下げた。

 

一方、昨日、先物市場で歴史的なマイナスの引値を付けた原油先物相場では、21日に期限を迎える5月限がプラス圏内に値を戻した。米国トランプ米大統領が石油やガス会社への支援策を指示したほか、石油輸出国機構(OPEC)が510日に会議を開き、追加減産に関して協議される可能性などが報じられたことを好感したと思われる。

 

米国現地423日に米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定。

 

END.

 

 

2020年4月21日火曜日

NY FUTURES APRIL 20,2020

ICE COTTON FUTURES

April 20, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 52.77 54.27 52.51 54.03 +1.26

Jul 20 52.86 54.30 52.52 54.02 +1.16

Oct 20   -     -     -   56.03 +1.07

Dec 20 55.24 56.40 54.93 56.33 +1.07

Mar 21 56.55 57.56 56.25 57.50 +.95

May 21 56.25 58.19 56.57 58.28 +.82

Jul 21 57.10 58.81 57.32 58.92 +.71

Oct 21   -     -     -   57.27 +.66

Dec 21 56.10 56.80 56.10 56.97 +.71

Mar 22   -     -     -   58.02 +.71

ICE estimated futures volume:28,400

 

NY定期7月限は、寄り付きから小幅な値動きで推移していたが、米国での取引が本格化してから値を上げ、最終的に前日比116ポイント高の54.02/LBで引けた。出来高は、28,400枚。

 

【相場動向要因】

米国主要穀物相場および米国株式は、小麦を除き、軒並み値を下げて引けている。

 

また、原油価格も値を下げて引けた。原油価格は歴史的な急落を見せ、一時マイナス圏に到達した。

OPECによる原油減産措置が発表されるも、世界経済停滞の中で急落した原油需要に対して効果的な生産抑制措置となっておらず、貯蔵施設のキャパシティーが近く、限界近くに達するとの見通しから、買い手が現物の受取に対して消極的となった。その状況の中、5月の受渡期限直前になって原油価格の暴落に至った

 

一方で、綿花相場は、綿花特有のファンダメンタルは乏しく、

期近限月を中心としたポジション整理や限月乗り換えが中心となった模様。

前日に発表されたCFTCレポートでは、投機筋・実需筋ともNET SHORTポジションが増加していることが報告されており、その手仕舞いのための買いのオーダーが入ったのではないかとも推測される。

 

本日米国農務省週間作付進捗報告が発表された。

詳細は後述。

 

米国現地423日には米国農務省週間輸出成約報告の発表が控えている。

 

米国農務省週間作付進捗報告の詳細は以下の通り;

 

Cotton Planted - Selected States
[These 15 States planted 99% of the 2019 cotton acreage]
-----------------------------------------------------------------
                 :            Week ending            :           
                 :-----------------------------------:           
      State      : April 19, : April 12, : April 19, : 2015-2019 
                 :   2019    :   2020    :   2020    :  Average  
-----------------------------------------------------------------
                 :                    percent                    
                 :                                               
Alabama .........:     2           -           5           2     
Arizona .........:    37          36          45          47     
Arkansas ........:     -           -           -           2     
California ......:    29          10          20          35     
Georgia .........:     5           1           5           3     
Kansas ..........:     -           -           -           -     
Louisiana .......:     -           6           7           5     
Mississippi .....:     -           1           4           3     
Missouri ........:     1           -           -           3     
North Carolina ..:     -           -           -           -     
Oklahoma ........:     4           -           -           2     
South Carolina ..:     1           -           1           2     
Tennessee .......:     1           -           -           -     
Texas ...........:    12          15          17          11     
Virginia ........:     -           -           -           1     
                 :                                               
15 States .......:     8           9          11           9     
-----------------------------------------------------------------
-  Represents zero. 

 

 

END.

 

 

 

2020年4月20日月曜日

NY FUTURES APRIL 17,2020

ICE COTTON FUTURES

April 17, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 53.50 53.76 52.65 52.77 -.02

Jul 20 53.32 54.07 52.68 52.86 -.16

Oct 20 55.42 55.42 55.42 54.96 +.20

Dec 20 55.25 55.93 55.10 55.26 +.30

Mar 21 56.78 57.14 56.48 56.55 +.31

May 21 57.55 57.88 57.40 57.46 +.41

Jul 21 58.15 58.53 58.10 58.21 +.51

Oct 21   -     -     -   56.61 +.06

Dec 21 56.25 56.61 56.17 56.26 +.01

Mar 22   -     -     -   57.31 +.01

ICE estimated futures volume:23,600

 

 

NY定期7月限は、小高く寄り付いた後本日の高値を付けたが、その後、小幅な値動きで方向感乏しく推移し、最終的に前日比16ポイント安の52.86/LBで引けた。出来高は、23,600枚。

週間でみると、期近7月限は、154ポイント値を下げている。

 

【相場動向要因】 

本日の米国主要穀物相場および米国株式市場は、大豆を除き、値を上げて引けた。ダウ平均株価は、終値で前日比704.81ドルの上昇。

米国トランプ大統領が、新型コロナウイルス拡散により打撃を受けている米経済の再開に関しての指針を発表。

指針によると、各州は、一斉に封鎖措置解除を実施するのでなく、新型コロナウイルスの感染者数が一定期間減少傾向が続くことや強力な検査プログラムの設置などを条件とし、

段階的な方法で、慎重に判断していく方針であると報じられている。

 

この報道に株式市場が好感し、強気に推移。

他の穀物相場も追随した結果となった。

 

一方で、綿花相場においては、上記発表があったものの、依然として先行きは不透明であることにより、方向感乏しく、ほぼ横ばいとなった。

出来高は、前日に引き続き低い水準で、23,600枚。市場が様子見ムードとなっていることが窺える。

また、一部のアナリストは、市場は、居心地の良い価格水準に落ち着いており、市場に方向づけをする新たなイベントを待っているとも述べている。

 

期近5月限の第一回受渡通知日が米国424日に控えており、ポジション限月乗り換えやポジション整理も行われているとみられ、本日の出来高のおよそ6割が限月乗り換えであった。

 

 

END.

 

2020年4月17日金曜日

NY FUTURES APRIL 16,2020

ICE COTTON FUTURES

April 16, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 52.71 53.38 52.10 52.79 +.04

Jul 20 52.80 53.40 52.14 53.02 +.22

Oct 20 54.38 54.38 54.38 54.76 -.06

Dec 20 54.85 55.46 54.32 54.96 +.04

Mar 21 56.53 57.14 55.99 56.18 -.34

May 21 56.88 56.88 56.42 57.05 +.11

Jul 21   -     -     -   57.70 +.14

Oct 21   -     -     -   56.55 +.09

Dec 21 56.00 56.40 56.00 56.25 +.09

Mar 22   -     -     -   57.30 +.04

ICE estimated futures volume:23,800

 

NY定期7月限は、前日引値と同値水準で寄り付いた後、動意薄で推移。

取引時間が本格的に始まると一時値を下げたが、徐々に値を戻し、最終的に前日比22ポイント高の53.02/LBで引けた。

 

また5月限は現地424日に第一回受渡通知日を控えていることもあり、ポジション清算を中心に閑散とした取引が続き、前日比4ポイント高の52.79/LBで引けた。

出来高は23,800枚。

 

【相場動向要因】

 

本日、米国農務省より週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述するが、成約キャンセル数が前週の186,400俵から78%増え、332,400俵となり新規成約数の148,600俵を大きく上回った。主な成約キャンセルはベトナム(150,500俵)、中国(137,100俵)、パキスタン(31,400俵)で報告されている。世界的に原綿需要が減速していることの証左となった形だが、本日の相場に対してはすでにある程度織り込み済みだったためか、影響は限定的だった。

 

一方、米国株式市場は米国現地早朝に、景気悪化を示す経済指標が相次いで発表されたことにより、ダウ平均株価が一時300米ドル近く下げたが、トランプ米大統領が「新型コロナウィルスの新規感染のピークは過ぎた」と述べ、外出規制の緩和をはじめとする経済活動の再開に向けた新たな指針を各州に示したことで、経済復興への期待感から値を戻し小幅増で引けた。

 

米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(WEEK ENDING APR 9, 2020)

 

2019/2020 CROP

 

アップランド

 

成約:148,600(マレーシア 57,300 / トルコ 17,400 / ベトナム 14,200)

 

キャンセル:▲332,400(ベトナム ▲150,500 / 中国 ▲137,100 / パキスタン ▲31,400)

 

船積:312,000(ベトナム 89,600 / 中国 58,800 / バングラディッシュ 43,100)

 

ピマ

 

成約:なし

 

キャンセル:なし

 

船積:18,800(中国 8,500 / ペルー 3,100 / インド 1,600)

 

 

2020/2021 CROP

 

アップランド

 

成約:71,800(ベトナム 35,700 / メキシコ 20,000 / タイ 7,500)

 

 

ピマ

 

成約:なし

 

 

END.

 

2020年4月16日木曜日

NY FUTURES APRIL 15,2020

ICE COTTON FUTURES

April 15, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 52.64 53.19 51.91 52.75 +.24

Jul 20 53.01 53.90 52.40 52.80 -.38

Oct 20   -     -     -   54.82 -.26

Dec 20 55.31 55.99 54.72 54.92 -.41

Mar 21 56.53 57.14 55.99 56.18 -.34

May 21 57.37 57.91 56.79 56.94 -.43

Jul 21 58.00 58.50 57.42 57.56 -.43

Oct 21   -     -     -   56.46 -.43

Dec 21 56.50 56.50 56.11 56.16 -.43

Mar 22   -     -     -   57.26 -.33

ICE estimated futures volume:42,300

 

 

NY定期7月限は、寄り付き直後に本日の高値を付け、その後徐々に値を下げていった。

取引後半に本日の安値を付けたが、その後値を戻し、最終的に前日比38ポイント安の52.80/LBで引けた。

 

期近5月限は、全限月の中で唯一値を上げて引けており、前日比24ポイント高の52.75/LBで引けた。

期近5月限は、現地424日に第一回受渡通知日を迎える。

 

出来高は、42,300枚。

 

【相場動向要因】

本日の綿花相場は、昨日に続き、方向感の乏しい展開となった。

新型コロナウイルス拡散の影響により、依然として先行き不透明感の強い市場環境となっており、現物取引に紐づいた取引は少なかった模様。

トレーダー筋の多くは、期近限月を中心としたポジション整理を行っているとみられ、本日の出来高の83%が限月乗り換えであった。

 

本日、米国主要穀物相場および米国株式相場も軒並み値を下げて引けている。

米大手銀行の決算が発表され、貸倒引当金が重くなったことなどにより減益となったことが報じられたことで米国株式市場に売り圧力をかけた模様。

また、米国商務省が3月の米小売売上高を発表。新型コロナウイルス拡散の状況下で、事業閉鎖などが相次ぎ、前月比8.7%の減少が報じられた。市場の事前予想8.0%を下回ったことにより、これも株式市場を押し下げる要因となったとみられる。

綿花相場や米国主要穀物相場は、軟調な展開となった米国株式市場の影響もあり、価格を下げる結果となった。

 

米国現地416日には米国農務省週間輸出成約報告が発表される。

一部のアナリストからは、中国向けなどを中心に、先週に引き続き好調な輸出量が報告されるとの予想がされている一方で、成約量は、比較的低調な結果になるのではと予想されている。

 

 

END.