ICE COTTON FUTURES
April 7, 2020
Open High Low Close Change
May 20 53.42 53.58 52.36 52.90 -.15
Jul 20 53.20 53.55 52.51 53.16 +.08
Oct 20 54.46 54.46 54.46 54.54 +.46
Dec 20 54.21 54.92 53.80 54.48 +.36
Mar 21 55.29 56.06 55.21 55.60 +.32
May 21 56.85 56.97 56.19 56.46 +.19
Jul 21 57.77 57.82 57.39 57.20 +.05
Oct 21 - - - 56.68 +.18
Dec 21 56.20 56.75 56.10 56.38 +.18
Mar 22 - - - 57.48 +.13
ICE estimated futures volume:57,500
NY定期5月限は、寄り付き後80ポイント近く値を下げて開始したが直ちに値を戻し、その後もじりじりと値を上げ本日最高値の53.58/LBをつけた。しかし米国時間の早朝からは値が下がり始め、やや乱高下を繰り返し、最終的には前日比15ポイント安の52.90/LBで引けた。
出来高は、57,500枚。
【相場動向要因】
米国綿花市場は期近5月限を除き、4営業日連続で値を上げた。全出来高の57,500枚のうち先物商品インデックスファンドによる限月乗換が16,000枚と多勢を占めたものの、比較的狭いレンジで値が動いた。5月限の未決済建玉が約8,300枚減少、7月限はその半数に相当する約4,100枚増加したことからも投機筋による限月乗換が確認できる。未決済建玉全体では約4,200枚減少しているが、おそらく投機筋による清算が行われたものと思われる。
先日、欧米における新型コロナウィルスの新たな感染者数の増加ペースに鈍化の兆しが見られていると報じられたが、本日米国ニューヨーク州で死者数が再び増加したとの報道が入り、依然として先行き不透明な状態が続いている。米国株式市場もダウ平均株価が先日からの値上げ基調が続いていたにもかかわらず、前述の報道直後に値を下げていき、前日比26.13米ドル安の22,653.86米ドルとなった。一方、米国穀物市場はコーンは値を上げたが、大豆と小麦は値を下げた。
米国現地4月9日に米国農務省月間需給報告が発表される予定だが、消費量の減少と期末在庫の増加が予想されている。
END.