ICE COTTON FUTURES
April 13, 2020
Open High Low Close Change
May 20 54.33 54.55 52.35 52.76 -1.61
Jul 20 54.40 54.50 52.31 53.07 -1.33
Oct 20 54.26 54.26 54.18 55.02 -.78
Dec 20 55.90 56.00 54.33 55.32 -.64
Mar 21 57.10 57.10 55.55 56.47 -.62
May 21 57.14 57.57 56.51 57.39 -.54
Jul 21 57.92 58.30 57.42 58.21 -.37
Oct 21 - - - 56.76 -.22
Dec 21 55.89 56.50 55.80 56.46 -.02
Mar 22 - - - 57.56 -.07
ICE estimated futures volume:45,700
NY定期5月限は、先週末の引値水準で寄り付いた直後から軟調な展開となり、米国現地で取引が本格的になると一段と値を下げ、取引時間終盤に売買の調整の買いが入ったものの、最終的に先週末比161ポイント安の52.76/LBで引けた。
出来高は、45,700枚。
【相場動向要因】
本日の米国綿花市場は、先週の値上げ基調から一転、反落して始まった。引き続き、市場に先行き不透明なムードが漂う中、新規ロングの利益確定売りが入った模様で全体的に軟調な展開となった。さらに、先週綿花相場が上がったことで、百姓が融資不足支給金(LDP)を受け取ったのちに綿花を市場に売り出し、それらを買ったトレーダーらのヘッジが、相場において売り圧力となったのではとも言われている。
市場関係者の間では、一時の値動きの荒い相場は脱したのではとの見方が広がっている。しかしトレーダーらは代金回収にフォーカスする一方で、出荷の延長依頼やデフォルトリスクにおいては、リスクをミニマイズすることに注力している様子で、新型コロナウィルスの感染拡大により打撃を受けた実体経済や日常生活が通常に戻るまでは、このような形が続くと思われる。
また、米国農務省より20/21CROPの週間綿花作付進捗報告が発表された。米国現地4月12日時点で、15州平均9%の進捗で、前年同期比7%、5か年平均6%に対し、進捗率やや増となっている。
END.