ICE COTTON FUTURES
April 8, 2020
Open High Low Close Change
May 20 52.71 54.13 52.19 53.84 +.94
Jul 20 52.90 54.17 52.50 53.94 +.78
Oct 20 55.29 55.29 55.29 55.29 +.75
Dec 20 54.41 55.72 54.02 55.37 +.89
Mar 21 55.65 56.79 55.35 56.49 +.89
May 21 56.92 57.53 56.91 57.41 +.95
Jul 21 57.62 58.20 57.61 58.16 +.96
Oct 21 - - - 56.79 +.11
Dec 21 56.32 56.50 56.10 56.49 +.11
Mar 22 - - - 57.59 +.11
ICE estimated futures volume:56,800
NY定期5月限は寄り付き直後値を上げ、その後大きな値動きを見せることは少なく、小幅な値動きで推移した。
最終的に前日比94ポイント高の53.84/LBで引けた。
期近7月限も同様の値動きで推移し、最終的に前日比78ポイント高の53.94/LBで引けた。
出来高は、56,800枚。
【相場動向要因】
新型コロナウイルス拡散が鈍化しつつあるのではとの見方や米国から発表されている経済支援策などが経済活動の下支えをするとの期待感から、米国株式市場が価格を上昇させた。
大豆や小麦などの米国主要穀物相場は軒並み値を下げて引けているものの、綿花相場は、株式の値動きに追随する結果となった。
一方で、綿花相場を下支えする綿花特有のファンダメンタルは乏しく、
一部のアナリストによると、本日の取引のおよそ75%が限月乗り換えやポジション整理の動きであったとも述べられている。
投機筋による期近5月限から7月限、あるいは12月限などへのポジション限月乗り換えが進められているとみられている。
一方で、期近12月限以降の先の限月の未決済建玉が増加していることから、アナリストの中には、現在の市況の中における現物取引に紐づいた新規のロングポジションが形成されているのではないか、との見方を示しているものもいる。
期近5月限は、現地4月24日に第一回受渡通知日を控えている。
また、現地4月9日には米国農務省週間輸出成約報告と月間需給報告の発表が控えており、市場参加者の関心を集めている。
需給報告に関しては、現在の市場環境から、世界的に、1,000-1,500万俵ほど消費量が下方修正されるのではないかと予想する声もある。
米国現地4月10日は、GOOD FRIDAYのため綿花相場は休場となる。
END.