ICE COTTON FUTURES
April 14, 2020
Open High Low Close Change
May 20 52.76 53.07 52.35 52.51 -.25
Jul 20 52.93 53.46 52.76 53.18 +.11
Oct 20 55.09 55.09 54.82 55.08 +.06
Dec 20 55.30 55.68 55.04 55.33 +.01
Mar 21 56.33 56.84 56.26 56.52 +.05
May 21 57.20 57.69 57.20 57.37 -.02
Jul 21 57.93 58.32 57.91 57.99 -.22
Oct 21 - - - 56.89 +.13
Dec 21 56.50 56.80 56.40 56.59 +.13
Mar 22 - - - 57.59 +.03
ICE estimated futures volume:41,800
NY定期5月限は、寄り付きから方向感乏しく、前日に比べて狭い値幅の中で推移し、最終的に前日比25ポイント安の52.51/LBで引けた。
期近7月限も同様に方向感の乏しい展開となったが、引け値では、前日比11ポイント高の53.18/LBで引ける結果となった。
出来高は、41,800枚。
【相場動向要因】
新型コロナウイルス拡散を一因とする先行き不透明感は払拭されていないものの、世界への影響が鈍化しつつあるとの楽観的見方により、米国株式市場が価格を上昇させた。ダウ平均株価は、前日引け値から約2.4%上昇している。
綿花相場は、第一回受渡通知日が近づいている5月限を除いて、軒並み小幅ながら値を上げて引けている。
期近5月限は、米国4月24日に第一回受渡通知日を迎える。
綿花市場において現物取引に紐づいた取引は少なく、本日の出来高の83%が限月乗り換えであった。
また、市場参加者の関心は、新型コロナウイルス拡散の影響を受けたことによる物流の遅延や契約・決済の先延ばしに向けられている様子。
綿花特有のファンダメンタルは乏しいものの、米綿の2020/2021 CROPの作付面積について、現地3月31日に米国農務省から発表された1,370万エーカーという数字が今後どのように変化し、市場にどのように影響を与えるかという点にも市場参加者の関心が寄せられている。
米国4月16日には米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定。
END.