2020年4月6日月曜日

NY FUTURES APRIL 3,2020

ICE COTTON FUTURES

April 3, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 49.97 51.14 49.67 50.98 +.99

Jul 20 49.80 51.15 49.47 50.98 +1.22

Oct 20 52.00 52.00 52.00 52.06 +1.04

Dec 20 51.00 52.50 51.00 52.08 +.96

Mar 21 52.49 53.48 52.35 53.07 +.90

May 21 53.55 54.05 53.55 54.02 +.86

Jul 21 54.50 54.90 54.30 54.87 +.86

Oct 21   -     -     -   55.41 +.79

Dec 21 55.00 55.23 54.98 55.11 +.39

Mar 22   -     -     -   56.26 +.39

ICE estimated futures volume:39,900

 

NY定期5月限は、前日引値と同値水準で寄り付いた後、方向感なく小幅な動きで推移。米国現地時間早朝に一時50.00/LBを割り込んだが、その後急反発。時折調整の売りが入りながらも買い方が優勢のまま、最終的に前日比99ポイント高の50.98/LBで引けた。出来高は、39,900枚。

 

【相場動向要因】

 

米国株式市場は米国労働省が発表した3月の雇用統計の結果を受けて下落。非農業部門雇用者数が前月から701000人減と市場予想の10万人減を大幅に超え、失業率も前月の3.5%から4.4%まで悪化した。新型コロナウィルス感染拡大防止策として都市封鎖を行った影響が実体経済に及んでいることを示唆することとなった。さらに、これらの数字は312日までの集計であることから、今後さらなる悪化が予想されており、市場には悲観的なムードが漂っている。

 

一方、米国綿花市場は大豆やコーンなど軟調に終わった穀物市場とは対照的に値を上げる結果となった。特に期近5月限は前日引値から100ポイント近く上昇した。未決済建玉が3,200枚以上減少していることから、主に投機筋によるショートポジションの解消が行われた結果、値を上げたと思われる。また週間では35ポイント安と、前週の235ポイント安よりも下落幅が小さくなっていることから、短期的な急落基調に歯止めがかかりつつあるが、予断は許されない状況が続いている。

 

米国現地49日に米国農務省月間需給報告が発表される予定。

 

END.