ICE COTTON FUTURES
April 9, 2020
Open High Low Close Change
May 20 53.63 54.50 53.07 54.37 +.53
Jul 20 53.92 54.48 53.16 54.40 +.46
Oct 20 55.01 55.01 54.80 55.80 +.51
Dec 20 55.30 56.06 54.88 55.96 +.59
Mar 21 56.60 57.15 56.14 57.09 +.60
May 21 57.82 57.95 57.10 57.93 +.52
Jul 21 58.51 58.61 57.92 58.58 +.42
Oct 21 - - - 56.98 +.19
Dec 21 56.71 56.80 56.30 56.48 -.01
Mar 22 - - - 57.63 +.04
ICE estimated futures volume:50,000
NY定期5月限は、寄り付きからしばらくは小幅な値動きで推移し、一時米国農務省からのレポートの発表に伴って値を下げる場面もあったが、最終的に値を戻し、前日比53ポイント高の54.37/LBで引けた。
期近7月限も同様の値動きで推移し、最終的に前日比46ポイント高の54.40/LBで引けた。
出来高は、50,000枚。
【相場動向要因】
本日米国農務省月間需給報告が発表された。
2019/2020CROPの世界全体の消費量が約7.5百万俵下方修正され、それに合わせて期末在庫が約7.8百万俵上方修正された。
米国の数値を見ると、生産量は前回発表から据え置きとなった一方で、輸出量が約1.5百万俵下方修正された。
この結果が、弱材料として市場に影響を与えるものとも思われたが、影響は限定的であり、市場参加者の多くは、先行きの見えない市場環境の中で、
様子見ムードとなっている部分もあるものと思われる。
また、本日米国農務省より週間輸出成約報告も発表されている。詳細は後述。
前述の世界的な原綿需要低迷を反映してか、約18.6万俵のキャンセルが報告されており、そのうち約11.6万俵が中国向けのキャンセルと報告されている。
米国現地4月10日は、GOOD FRIDAYのため綿花相場は休場となる。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(WEEK ENDING APR 02, 2020);
2019/2020CROP
アップランド
成約:181,200俵(バングラデシュ 102,500俵 / ベトナム 37,400俵 / 中国 15,600俵)
キャンセル:▲186,400俵(中国 ▲116,600俵 / インドネシア ▲29,300俵 / バングラデシュ ▲11,700俵)
船積:486,600俵(ベトナム 116,000俵 / トルコ 88,400俵 / 中国 64,600俵)
ピマ
成約:2,000俵(トルコ 1,700俵 / 中国 200俵)
キャンセル:▲200俵(インド ▲200俵)
船積:33,400俵(中国 13,900俵 / インド 7,300俵 / ベトナム 3,000俵)
2020/2021CROP
アップランド
成約:107,400俵(インドネシア 23,100俵 / 中国 21,100俵 / トルコ 17,200俵)
ピマ
成約:なし
END.