ICE COTTON FUTURES
April 27, 2020
Open High Low Close Change
May 20 - - - 53.93 -1.00
Jul 20 55.48 56.48 54.60 55.01 -.62
Oct 20 57.37 57.37 57.37 56.71 -.64
Dec 20 57.69 58.40 56.72 57.03 -.64
Mar 21 58.20 58.73 57.38 57.62 -.63
May 21 58.36 58.36 57.55 57.80 -.56
Jul 21 58.18 58.18 57.55 57.88 -.47
Oct 21 - - - 56.88 +.01
Dec 21 56.80 57.10 56.51 56.52 +.05
Mar 22 - - - 57.32 +.16
ICE estimated futures volume:13,400
NY定期7月限は、先週末引値と同値水準で寄り付くと急伸し、一時本日最高値の56.48/LBを付けたが、その後値が戻り、小幅な動きで推移していた。米国現地にて取引が本格的になると先週末比マイナス圏内まで値を下げ、最終的に前日比62ポイント安の55.01/LBで引けた。
出来高は13,400枚。
【相場動向要因】
米国綿花市場は、先週末に引き続き閑散とした取引が続いた。本日の全出来高のうち約半数の6,840枚は限月間取引だった。先週末から中国からの引き合いが見られるが、成約までに至った数量は比較的少ないとの報告が上がっている。
また米国最大手の原油価格連動型上場投資信託であるUSオイルファンドが期近6月限のポジションをすべて先の限月にロールオーバーするために売却を始めたことで25%以上下落し、米国穀物市場も全面的に連れ安となった。
一方、米国株式市場においては新型コロナウィルス感染者数の増加率に鈍化の兆しが見え始めたことなどを理由にダウ平均株価が値を上げた。
また、米国農務省より20/21CROPの週間綿花作付進捗報告が発表された。
米国現地4月26日時点で、15州平均13%(前年同時期10%)、テキサス州では18%(前年同時期13%)と報告されており前年同時期と比較すると進んでいる様子。一方ジョージア州は春先の天候の影響で8%(前年同時期10%)とやや遅れている。
END.