2020年4月3日金曜日

NY FUTURES APRIL 2,2020

ICE COTTON FUTURES

April 2, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 48.95 51.48 48.58 49.99 +1.58

Jul 20 48.26 51.05 48.25 49.76 +1.54

Oct 20   -     -     -   51.02 +.71

Dec 20 50.55 52.70 50.18 51.12 +.71

Mar 21 51.67 53.86 51.64 52.17 +.51

May 21 53.78 54.77 53.51 53.16 +.36

Jul 21 54.87 55.80 54.00 54.01 +.15

Oct 21   -     -     -   54.62 +.39

Dec 21 54.37 56.20 54.30 54.72 +.35

Mar 22   -     -     -   55.87 +.35

ICE estimated futures volume:54,500

 

 

NY定期5月限は、寄り付きから徐々に値を上げていき、一時前日引け値から307ポイントの高値に到達した。その後、取引終盤にかけ値を戻していったが、最終的に前日比158ポイント高の49.99/LBで引けた。出来高は、54,500枚。

 

 

【相場動向要因】

本日、米国で、660万人の失業保険新規申請があったと報じられたものの、

米国株式市場が堅調に推移したことで、綿花相場も引っ張られ、価格を上昇させた。

米国トランプ大統領が、サウジアラビアとロシアの間に介入し、両国が最大で日量1,500万バレルの減産に踏み切る可能性があることを示唆したことで、原油価格が上昇。また、エネルギー関連企業の株式が強気な展開となり、株式市場を牽引した模様。

 

綿花相場もこの動きに追随し、そこに投機筋を中心としたショートポジション解消の動きも確認されている。

 

また、本日発表されたCFTC ON-CALLレポートで、ON-CALLの売り契約が全限月合計で4,314枚減少していることから、紡績筋による値決めも行われている模様。

 

本日米国農務省週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。

先行きが不透明な市況で、堅調な輸出量が報告されている。

一方で、成約数量を見ると、2019/2020CROPのアップランドは、キャンセルを含めて147,500俵の成約となっており、前週比▲47%となっている。

 

米国現地49日には米国農務省月間需給報告の発表が控えている。

 

 

米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(WEEK ENDING MAR 26, 2020)

 

2019/2020 CROP

 

アップランド

 

成約:190,500(ベトナム 81,400 / 中国 24,500 / 日本 16,200)

 

キャンセル:▲43,000(バングラデシュ ▲15,400 / インドネシア ▲13,000 / タイ ▲7,000)

 

船積:400,800(ベトナム 92,400 / 中国 71,800 / パキスタン 70,400)

 

 

ピマ

 

成約:700(バングラデシュ 400 / ギリシャ 300)

 

キャンセル:▲500(サルバドール ▲500)

 

船積:23,800(インド 6,200 / 中国 5,900 / パキスタン 5,000)

 

 

2020/2021 CROP

 

アップランド

 

成約:111,400(トルコ 36,100 / パキスタン 17,200 / インドネシア 12,800)

 

 

ピマ

 

成約:なし

 

 

END.