ICE COTTON FUTURES
April 2, 2020
Open High Low Close Change
May 20 48.95 51.48 48.58 49.99 +1.58
Jul 20 48.26 51.05 48.25 49.76 +1.54
Oct 20 - - - 51.02 +.71
Dec 20 50.55 52.70 50.18 51.12 +.71
Mar 21 51.67 53.86 51.64 52.17 +.51
May 21 53.78 54.77 53.51 53.16 +.36
Jul 21 54.87 55.80 54.00 54.01 +.15
Oct 21 - - - 54.62 +.39
Dec 21 54.37 56.20 54.30 54.72 +.35
Mar 22 - - - 55.87 +.35
ICE estimated futures volume:54,500
NY定期5月限は、寄り付きから徐々に値を上げていき、一時前日引け値から307ポイントの高値に到達した。その後、取引終盤にかけ値を戻していったが、最終的に前日比158ポイント高の49.99/LBで引けた。出来高は、54,500枚。
【相場動向要因】
本日、米国で、660万人の失業保険新規申請があったと報じられたものの、
米国株式市場が堅調に推移したことで、綿花相場も引っ張られ、価格を上昇させた。
米国トランプ大統領が、サウジアラビアとロシアの間に介入し、両国が最大で日量1,500万バレルの減産に踏み切る可能性があることを示唆したことで、原油価格が上昇。また、エネルギー関連企業の株式が強気な展開となり、株式市場を牽引した模様。
綿花相場もこの動きに追随し、そこに投機筋を中心としたショートポジション解消の動きも確認されている。
また、本日発表されたCFTC ON-CALLレポートで、ON-CALLの売り契約が全限月合計で4,314枚減少していることから、紡績筋による値決めも行われている模様。
本日米国農務省週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。
先行きが不透明な市況で、堅調な輸出量が報告されている。
一方で、成約数量を見ると、2019/2020CROPのアップランドは、キャンセルを含めて147,500俵の成約となっており、前週比▲47%となっている。
米国現地4月9日には米国農務省月間需給報告の発表が控えている。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(WEEK ENDING MAR 26, 2020);
2019/2020 CROP
アップランド
成約:190,500俵(ベトナム 81,400俵 / 中国 24,500俵 / 日本 16,200俵)
キャンセル:▲43,000俵(バングラデシュ ▲15,400俵 / インドネシア ▲13,000俵 / タイ ▲7,000俵)
船積:400,800俵(ベトナム 92,400俵 / 中国 71,800俵 / パキスタン 70,400俵)
ピマ
成約:700俵(バングラデシュ 400俵 / ギリシャ 300俵)
キャンセル:▲500俵(サルバドール ▲500俵)
船積:23,800俵(インド 6,200俵 / 中国 5,900俵 / パキスタン 5,000俵)
2020/2021 CROP
アップランド
成約:111,400俵(トルコ 36,100俵 / パキスタン 17,200俵 / インドネシア 12,800俵)
ピマ
成約:なし
END.