ICE COTTON FUTURES
April 17, 2020
Open High Low Close Change
May 20 53.50 53.76 52.65 52.77 -.02
Jul 20 53.32 54.07 52.68 52.86 -.16
Oct 20 55.42 55.42 55.42 54.96 +.20
Dec 20 55.25 55.93 55.10 55.26 +.30
Mar 21 56.78 57.14 56.48 56.55 +.31
May 21 57.55 57.88 57.40 57.46 +.41
Jul 21 58.15 58.53 58.10 58.21 +.51
Oct 21 - - - 56.61 +.06
Dec 21 56.25 56.61 56.17 56.26 +.01
Mar 22 - - - 57.31 +.01
ICE estimated futures volume:23,600
NY定期7月限は、小高く寄り付いた後本日の高値を付けたが、その後、小幅な値動きで方向感乏しく推移し、最終的に前日比16ポイント安の52.86/LBで引けた。出来高は、23,600枚。
週間でみると、期近7月限は、154ポイント値を下げている。
【相場動向要因】
本日の米国主要穀物相場および米国株式市場は、大豆を除き、値を上げて引けた。ダウ平均株価は、終値で前日比704.81ドルの上昇。
米国トランプ大統領が、新型コロナウイルス拡散により打撃を受けている米経済の再開に関しての指針を発表。
指針によると、各州は、一斉に封鎖措置解除を実施するのでなく、新型コロナウイルスの感染者数が一定期間減少傾向が続くことや強力な検査プログラムの設置などを条件とし、
段階的な方法で、慎重に判断していく方針であると報じられている。
この報道に株式市場が好感し、強気に推移。
他の穀物相場も追随した結果となった。
一方で、綿花相場においては、上記発表があったものの、依然として先行きは不透明であることにより、方向感乏しく、ほぼ横ばいとなった。
出来高は、前日に引き続き低い水準で、23,600枚。市場が様子見ムードとなっていることが窺える。
また、一部のアナリストは、市場は、居心地の良い価格水準に落ち着いており、市場に方向づけをする新たなイベントを待っているとも述べている。
期近5月限の第一回受渡通知日が米国4月24日に控えており、ポジション限月乗り換えやポジション整理も行われているとみられ、本日の出来高のおよそ6割が限月乗り換えであった。
END.