2020年3月31日火曜日

NY FUTURES MARCH 30,2020

ICE COTTON FUTURES

March 30, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 51.05 51.13 48.80 50.70 -.63

Jul 20 50.85 51.00 48.85 50.56 -.72

Oct 20 52.92 52.92 52.92 53.07 -.27

Dec 20 53.10 53.90 52.00 53.44 -.05

Mar 21 54.30 54.97 53.25 54.59 unch

May 21 55.25 55.66 54.61 55.62 +.01

Jul 21 56.00 56.73 54.86 56.52 -.05

Oct 21   -     -     -   56.77 +.13

Dec 21 56.00 56.57 55.30 56.62 +.13

Mar 22   -     -     -   57.77 +.13

ICE estimated futures volume:42,100

 

NY定期5月限は、前日引値からやや値を下げて寄り付いた直後、急落。その後も軟調な展開が続いていたが、取引時間終盤にかけて値が戻っていき、最終的に前日比63ポイント安の50.70/LBで引けた。

出来高は、42,100枚。

 

【相場動向要因】

 

週明けの米国綿花市場は、先週からの下落基調に歯止めがかからず、一時、約11年ぶりに50.00/LBを下回るなど底が見えない苦しい展開が続いている。米国株式市場が開けた時間帯あたりからは株価上昇とともに綿花相場は下げ止まり、また明日現地331日に米国農務省より発表される作付け意識調査に向けて、投機筋がショートカバーを入れたことで取引時間終盤に値を戻していったが、結局プラス圏内にまでは至らなかった。

 

また米国現地215日に行われた全米綿花評議会(NCC)の年次総会で発表された来季米綿の作付意識調査では、来季作付面積が前年比5.5%減の1,297万エーカーの見通しだったが、一部報告によると他の穀物相場よりも相対的に綿花相場が落ち込んでいる為、場所によっては大豆など、他の穀物への転作が行われる可能性について言及しており、作付面積の更なる減少が予想されている。ただし、この調査結果は米国内で新型コロナウィルスの感染拡大が急速に始まる直前に集計されており、その後綿花相場が急落していることを考慮すると、実際の作付面積は明日発表される数字よりも大幅に下回る可能性が高いと言われている。そこで20163月に56.00/LBの安値を付けたときの1,007万エーカーが一つの指標として見ることができるのではと述べているアナリストもいる。

 

END.

2020年3月30日月曜日

NY FUTURES MARCH 27,2020

ICE COTTON FUTURES

March 27, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 52.78 53.32 51.15 51.33 -1.45

Jul 20 52.93 53.30 51.11 51.28 -1.55

Oct 20 53.86 53.86 53.86 53.34 -1.37

Dec 20 54.72 55.06 53.38 53.49 -1.12

Mar 21 55.95 56.07 54.50 54.59 -1.10

May 21 56.77 56.77 55.56 55.61 -1.08

Jul 21 57.25 57.25 56.52 56.57 -1.08

Oct 21   -     -     -   56.64 -.46

Dec 21 56.51 56.95 55.83 56.49 -.31

Mar 22   -     -     -   57.64 -.31

ICE estimated futures volume:29,200

 

 

NY定期5月限は、前日と同程度で寄り付いた後、しばらくは動意薄で推移した。その後、米国での取引が本格化すると値を下げていき、最終的に前日比145ポイント安の51.33/LBで引けた。出来高は、29,200枚。

期近5月限は、週間で、235ポイント値を下げている。週間でみると期近5月限は3週連続で値を下げており、3週で合計1,146ポイントの下落となっている。

 

【相場動向要因】

米国トランプ大統領が、2.2兆ドル規模の新型コロナウイルス対策法案にサインをしたと報じられており、このことが米国株式市場を下支えし、綿花相場も堅調に推移することが予想されていた。

しかし、依然として事態の収束時期が見えないことにより、株式市場は再び軟調な展開となった。本日のダウ平均株価は、終値で915.16ドル下落し、21,636.78ドルで引けている。

綿花相場も引っ張られ、期近5月限は前日引け値から145ポイント下落して51.33/LBで引けた。

 

先行きの見えない経済情勢の中で、リスク回避の動きから、投機筋を中心に市場から資金を引き上げる動きが確認されている模様。

本日発表されたCFTCレポートを見ると、投機筋のロングポジション、ショートポジションともに減少していることが確認される。特にロングポジションの解消は顕著である。

ポジション解消に付随するポジション整理の動きも今後予想される。

 

また、これに加えて、投機筋によるポジション限月乗り換えが行われることも予想されている。

現地330日には大手投機筋による3日間にわたるポジション限月乗り換えが行われるものと見られている。

本日の引け値でみると、期近5月限と7月限のスプレッド幅は、7月限が5ポイント低いものとなっている。

 

現地331日には米国農務省より作付け意識調査が発表される予定となっており、市場参加者の関心を集めている。

また、現地42日には米国農務省週間輸出成約報告の発表が控えている。

 

 

END.

 

2020年3月27日金曜日

NY FUTURES MARCH 26,2020

ICE COTTON FUTURES

March 26, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 53.44 54.01 52.50 52.78 -.66

Jul 20 53.50 54.01 52.48 52.83 -.70

Oct 20   -     -     -   54.71 -.48

Dec 20 55.00 55.57 54.27 54.61 -.43

Mar 21 56.25 56.43 55.41 55.69 -.35

May 21 57.23 57.40 56.50 56.69 -.34

Jul 21 58.10 58.10 57.45 57.65 -.30

Oct 21   -     -     -   57.10 +.10

Dec 21 56.50 57.04 56.50 56.80 +.10

Mar 22   -     -     -   57.95 +.05

ICE estimated futures volume:24,000

 

NY定期5月限は、前日引値と同値水準で寄り付いた後、暫くは方向感なく小幅に推移していたが、次第に軟調な展開となり最終的に前日比66ポイント安の52.78/LBで引けた。

出来高は、24,000枚。

 

【相場動向要因】

 

本日、米国上院にて22,000億米ドル規模の新型コロナウィルス対策法案が可決された。特に企業救済措置に関する条項が盛り込まれたことで、一部大手企業の株価上昇が寄与し、米国株式市場はダウ平均株価が終値で過去3番目に大きい値幅の1,351ドルもの値上がりで約2週間ぶりに22000ドルを回復した。

 

一方、米国穀物市場は全体的に軟調で、米国綿花市場も特に期近限月が前日よりも値を下げた。米失業保険新規申請件数が発表され、過去最多記録だった1982年の69.5万件を4倍も上回る328万件と急増、さらには米国の新型コロナウィルスの感染者数が中国を抜き世界最多になったことが綿花相場にも弱材料として働いたと思われる。出来高も2020129日以来の低水準だった。

 

また本日、米国農務省週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述するが、成約数量は前週比で19%減、直近4週間平均比で23%減の277,100俵(成約数:322,500俵、キャンセル:45,400俵)、船積数量が前週比で5%増、直近4週間平均比で3%減の386,800俵と、好調を持続してる。しかしながら世界各地で起こっている都市の封鎖や紡績工場の生産中断などの影響により、今後これら数量の減少やキャンセル数の増加が予想される。

 

米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り。(Week ending March 19, 2020

2019/2020CROP

アップランド

成約:322,500(ベトナム 85,000 / パキスタン 54,900 / 中国 53,700)

キャンセル:▲45,400(バングラディッシュ ▲19,300 / ベトナム ▲9,300 / 中国 ▲8,800)

船積:386,800(パキスタン 86,100 / トルコ 71,300 / 中国 65,800)

 

ピマ

成約:18,400(中国 8,400 / パキスタン 6,100 / インド 1,500)

キャンセル:200(エルサルバドル 200)

船積:17,400(中国 400 / パキスタン 390 / インド 360)

 

2020/2021CROP

アップランド

成約:120,100(パキスタン 26,400 / 中国 17,600俵 / 韓国 15,400

ピマ

成約:なし

 

END.

 

 

2020年3月26日木曜日

NY FUTURES MARCH 25,2020

ICE COTTON FUTURES

March 25, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 53.19 54.28 52.22 53.44 +.55

Jul 20 53.25 54.12 52.37 53.53 +.52

Oct 20 55.06 55.86 54.82 55.19 +.49

Dec 20 55.00 55.97 54.30 55.04 +.39

Mar 21 56.02 57.05 55.44 56.04 +.25

May 21 57.09 57.84 56.46 57.03 +.28

Jul 21 58.73 58.73 57.40 57.95 +.35

Oct 21   -     -     -   57.00 +.40

Dec 21 57.40 57.40 55.80 56.70 +.40

Mar 22   -     -     -   57.90 +.40

ICE estimated futures volume:32,000

 

 

NY定期5月限は、寄り付きから徐々に値を上げていき、米国での取引が本格化する前に本日の高値を付けた。その後、米国での取引が本格化してからやや値を下げたが、最終的にやや値を戻し、前日比55ポイント高の53.44/LBで引けた。出来高は、32,000枚。

 

 

【相場動向要因】

本日米国より、米国内でも拡散が続いている新型コロナウイルスに対する2兆ドル規模の対策法案が上院で可決されたことが、米国株式市場に好感された模様。

本日のダウ平均株価は、前日終値から500ドル近くの上昇となっている。

綿花相場やコーン、小麦などの穀物相場も追随する形で値を上げたが、綿花相場の上げ幅は比較的小さい部類に入っている。

 

本日の綿花相場では、期近5月限を中心に全体で5,000枚近く未決済建玉が減少していることが報告されている。

一部のアナリストは、これを、投機筋のショートポジション解消に関連するものと見ており、このことから、綿花相場は昨日、今日と2日連続の上昇となったが、必ずしも上昇基調への転換を示すものではないと述べている。

 

また、新型コロナウイルス拡散の影響で、中国が原糸や生地の輸入先としていたインド、パキスタン、バングラデシュといった国の繊維産業が停滞状態となったことで、中国国内の繊維企業は自ら原糸・生地を生産しなければならなくなり、結果的に中国の原綿需要がある程度高まる可能性があるとの見方も示されているが、先行きは依然として不透明である。

 

米国現地326日には米国農務省週間輸出成約報告の発表が控えており、新型コロナウイルス拡散による影響からいくらかのキャンセルが報告されるのではとも予想されている。

 

 

米国現地331日には米国農務省より米綿作付意識調査の発表が予定されており、現地49日には米国農務省月間需給報告が発表される予定となっている。

 

 

 

END.

 

2020年3月25日水曜日

NY FUTURES MARCH 24,2020

ICE COTTON FUTURES

March 24, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 52.04 54.87 51.16 52.89 +.74

Jul 20 51.50 54.50 50.73 53.01 +1.47

Oct 20 53.01 54.88 53.01 54.70 +1.83

Dec 20 52.77 55.77 51.90 54.65 +1.88

Mar 21 54.07 56.88 53.08 55.79 +1.91

May 21 55.04 57.17 54.09 56.75 +1.88

Jul 21 56.10 58.78 55.04 57.60 +1.82

Oct 21   -     -     -   56.60 +1.72

Dec 21 54.90 57.09 54.00 56.30 +1.72

Mar 22   -     -     -   57.50 +1.77

ICE estimated futures volume:48,700

 

NY定期5月限は、寄り付き後、前日比85ポイント高の53.00/LB辺りまで値を上げたが、その後失速。一時、前日比99ポイント安の本日最安値51.16/LBを付けた。しかしその後急激に値を上げていき、前日比272ポイント高の本日最高値54.87/LBを付けた。取引終盤にかけて調整売りが入った模様で最終的に前日比74ポイント高の52.89/LBで引けた。

出来高は、48,700枚。

 

【相場動向要因】

 

NY定期5月限は313日以来、7営業日ぶりに反発。一日で371ポイントも値が動く展開となった。

 

インド政府が新型コロナウィルスの感染拡大の防止策として全面的に25日から21日間の外出禁止令を発動、またパキスタン政府も同様に14日間の封鎖措置を決定したことによって紡績工場の生産一時中断、綿花やアパレル製品の注文キャンセルや出荷遅延に繋がることを嫌気し、米国綿花相場に対しても一時的に弱材料として働いたと思われる。

 

しかしその後、米議会で2兆米ドル規模の新型コロナウィルス対策法案が近々可決される見通しで、さらには米国トランプ大統領が現在発動している都市の封鎖措置を412日のイースター(復活祭)までに解除したい意向などが報じられたことを好感し、米国株式市場とともに一気に値を上げた。特にダウ平均株価は史上初めて2,000ドルを超える上げ幅、上昇率では1933年以来の大きさとなる11.4%を記録した。

 

また集団感染の発生源とされる中国河北省の政府は、123日から実施していた武漢市の封鎖措置を48日に、武漢市以外では325日に解除すると発表するなど、中国では明るい兆しを見せつつあり、同国からの新規引き合いも見られているようだが、綿花商の間では新規取引よりも取引先のリスク評価や適正な価格水準が見いだせていないことから、当面は既契約分の履行に集中したい傾向があるとの報告も上がっている。

 

END.

 

2020年3月24日火曜日

NY FUTURES MARCH 23,2020

ICE COTTON FUTURES

March 23, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 52.77 52.90 50.68 52.15 -1.53

Jul 20 52.51 53.00 50.74 51.54 -2.20

Oct 20   -     -     -   52.87 -2.22

Dec 20 54.50 54.55 52.04 52.77 -2.26

Mar 21 55.70 55.70 53.20 53.88 -2.24

May 21 56.70 56.70 54.75 54.87 -2.23

Jul 21 57.60 57.60 56.10 55.78 -2.21

Oct 21   -     -     -   54.88 -2.11

Dec 21 55.91 56.27 54.50 54.58 -2.11

Mar 22 56.81 56.85 56.81 55.73 -1.56

ICE estimated futures volume:65,100

 

 

NY定期5月限は、寄り付き直後から大きく値を下げ、取引全体を通して、50¢台半ばから51¢前後の安値圏で推移した。その後、取引終盤にやや値を戻したものの、最終的に前日比153ポイント安の52.15/LBで引けた。出来高は、65,100枚。

 

 

【相場動向要因】

引き続き新型コロナウイルス拡散による経済活動停滞の影響から米国株式市場が軟調に推移し、綿花相場も追随。

WHO(世界保健機関)から、「パンデミックが加速している」旨のコメントが発表されたこともあり、ウイルスのさらなる拡散と経済への影響が懸念される。

 

一方で、米連邦準備理事会(FRB)は、緊急の連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、無制限の量的緩和を行う方針を決定。

また、トランプ大統領からも米経済への長期的打撃にはさせず、近いうちに米国が経済活動を再開する、という内容のコメントを発表。

これらが新型コロナウイルス拡散によって停滞した経済の下支えとなることが期待される。

 

綿花市場においては、ウイルス拡散に伴って、小売り業者やアパレル店舗の休業が相次いでいることから、糸や生地などのオーダーのキャンセル、そこから原綿消費停滞や受取延期などの動きが広がっていると報告されている。

本日のCotton Outlookレポートでは、バングラデシュにおいて、欧米からの大規模な繊維生地のオーダーキャンセルが発生していると報じられている。

 

本日大豆や小麦などは小幅ながら価格を上昇させて引けている。

これら米国主要穀物相場が綿花ほど軟調な展開になっていない様子から、来季米綿の作付け面積への影響を懸念するアナリストもいる。

米国現地331日には米国農務省より作付け意識調査が発表される予定となっている。

 

 

また、本日Cotton Outlookレポートに、日本綿花協会から発表された20198月から20202月までの日本の原綿輸入量(単位:トン)が掲載されている。

報告によると、8月から2月までの7か月で、29,680トン(13.6万俵)の原綿が輸入されており、そのうち約54%16,143トンが米国からの輸入であると報告されている。

他綿種では、豪州綿が4,267トン、ギリシャ綿が3,726トン、ブラジル綿が3,261トンと報告されている。

 

 

END.

 

2020年3月23日月曜日

NY FUTURES MARCH 20,2020

ICE COTTON FUTURES

March 20, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 55.32 56.35 53.20 53.68 -1.25

Jul 20 55.02 56.47 53.29 53.74 -1.24

Oct 20 56.42 56.42 56.42 55.09 -1.16

Dec 20 56.64 57.28 54.62 55.03 -1.07

Mar 21 57.04 57.97 55.71 56.12 -.96

May 21 57.90 58.71 56.71 57.10 -.92

Jul 21 59.26 59.49 57.61 57.99 -.86

Oct 21   -     -     -   56.99 -.56

Dec 21 57.75 57.95 56.41 56.69 -.56

Mar 22   -     -     -   57.29 -.56

ICE estimated futures volume:50,000

 

NY定期5月限は、前日引値よりやや値を上げて寄り付いた後も徐々に値を上げていったが、取引が本格的な時間に入ると軟調な展開になり、最終的に前日比125ポイント安の53.68/LBで引けた。

出来高は、50,000枚。

 

【相場動向要因】

 

米国綿花市場は5日続落。先週末引値から681ポイント、2週間前引値からだと911ポイント下げており、今週は先週に比べて下げ幅が拡大した。本日は需要が縮小していない小麦や大豆といった穀物市場ではやや値を上げた一方、綿花市場では底が見えない状況が続いている。特に米国ヒューストン港の職員二人にCOVID-19の陽性反応が検出されターミナルが2か所一時閉鎖したとの報道がなされた後、弱材料として働き急落した模様。

 

新型コロナウィルスが世界各国で猛威を振るい始め、感染は拡大の一途をたどっている。欧米各国の首長は一定期間、都市の封鎖を続々と決定しており、商業活動の一時停止による経済的損失が綿花や最終製品の需要にどこまで影響するのか見通しが立ちづらい状況となっている様子。

 

END.

NY FUTURES MARCH 19,2020

ICE COTTON FUTURES

March 19, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 56.30 56.95 53.64 54.93 -1.71

Jul 20 56.92 57.40 64.19 54.98 -2.21

Oct 20 56.42 56.42 55.55 56.25 -1.85

Dec 20 57.99 58.25 55.08 56.10 -1.98

Mar 21 58.89 59.08 56.21 57.08 -2.05

May 21 61.01 60.60 57.30 58.02 -2.04

Jul 21 60.00 60.38 58.20 58.85 -2.16

Oct 21   -     -     -   57.55 -1.91

Dec 21 58.23 58.23 56.83 57.25 -1.91

Mar 22   -     -     -   57.85 -1.91

ICE estimated futures volume:57,700

 

 

NY定期5月限は、寄り付き直後に本日の高値を付け、その後しばらくは動意薄で推移した。その後米国での取引が本格化してから値を下げていき、

最終的に前日比171ポイント安の54.93/LBで引けた。出来高は、57,700枚。

 

 

【相場動向要因】

本日米国農務省週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。

成約量・輸出量とも好調な結果が報告されており、相場を下支えする要因となり得ると思われたが、市場の売圧力が強く、価格を押し上げることはできなかった模様。

 

一部の報告では、本日の下落の要因として、ショートポジションの積み上げではなく、ロングポジションの解消を挙げている。

新型コロナウイルス拡散による世界経済への影響を背景とした投機的な取引も市場に対して大きな影響を与えているものと思われる。

 

アナリストの中には、COVID-19拡散による経済活動停滞の影響として、繊維小売業者からの発注取消や延期などが紡績筋へのオーダーなどに影響を与えていると述べているものもいる。

また、ウイルス拡散に伴って、港湾の稼働率も低下しており、荷動きへの影響を懸念する意見もある。

 

 

米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(WEEK ENDING MAR 12, 2020)

 

2019/2020CROP

 

アップランド

 

成約:356,200(パキスタン 96,000 / 中国 64,800 / トルコ 60,800)

 

キャンセル:▲15,500(ベトナム ▲5,400 / 日本 ▲4,900 / 中国 ▲4,400)

 

船積:369,500(パキスタン 103,600 / ベトナム 88,700 / トルコ 40,900)

 

 

ピマ

 

成約:18,100(中国 14,100 / ペルー 3,100 / ホンジュラス 300)

 

キャンセル:▲900(エジプト ▲900)

 

船積:15,700(インド 3,100 / パキスタン 2,300 / エジプト 2,200)

 

 

2020/2021CROP

 

アップランド

 

成約:78,500(トルコ 32,600 / パキスタン 22,000 / 中国 18,500)

 

 

ピマ

 

成約:なし

 

 

 

END.

 

2020年3月19日木曜日

NY FUTURES MARCH 18,2020

ICE COTTON FUTURES

March 18, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 57.96 58.59 55.65 56.64 -1.28

Jul 20 58.30 58.95 56.27 57.19 -1.16

Oct 20 58.00 58.00 57.86 58.10 -.95

Dec 20 59.01 59.54 57.20 58.08 -1.02

Mar 21 60.35 60.35 58.30 59.13 -.93

May 21 60.83 60.83 59.30 60.06 -.90

Jul 21 61.67 61.67 60.35 61.01 -.79

Oct 21   -     -     -   59.46 -1.11

Dec 21 60.17 60.17 58.76 59.16 -1.11

Mar 22   -     -     -   59.76 -1.16

ICE estimated futures volume:60,000

 

NY定期5月限は、前日引値と同値水準で寄り付いた後、動意薄で推移していたが、取引が本格的な時間に入ると一段と値を下げ始め、取引時間終盤に本日最安値55.65/LBを付けた。引け前に反発して値を少し戻したが最終的に前日比128ポイント安の56.64/LBで引けた。

出来高は、60,000枚。

 

【相場動向要因】

 

米国株式市場では今月4度目のサーキットブレーカーが発動。ダウ平均株価が終値で20172月以来、大台の20,000米ドルを割り込むなど、新型コロナウィルスによる景気後退懸念からパニック売りに歯止めがかからない模様で米国綿花市場も引き続き投機筋による大きな下げ基調に抑え込まれていると思われる。これで5月限は3日続落し合計385ポイントの下げ幅を記録した。また引値ベースでは2019826日以来の安値水準となっている。一部報告によるとトルコや中国向けの米国新綿に対する底堅い需要はあるようだが、一方でデフォルトやロールオーバー、さらには支払い期日に遅れが生じている事案が出てきているとのことで、市場関係者にとって予断を許さない様相を呈してきている。

 

明日、米国現地319日に米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定で2週連続で好調だった成約・船積数量に注目したい。

 

END.

 

2020年3月18日水曜日

NY FUTURES MARCH 17,2020

ICE COTTON FUTURES

March 17, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 58.76 59.67 57.86 57.92 -.88

Jul 20 59.10 59.98 58.30 58.35 -.76

Oct 20 59.33 59.69 59.33 59.05 -.46

Dec 20 59.96 60.55 59.01 59.10 -.59

Mar 21 61.22 61.25 60.00 60.06 -.57

May 21 62.00 62.00 60.92 60.96 -.49

Jul 21 62.42 62.42 61.76 61.80 -.39

Oct 21   -     -     -   60.57 -.22

Dec 21 60.45 60.45 60.40 60.27 -.22

Mar 22   -     -     -   60.92 -.22

ICE estimated futures volume:38,300

 

 

NY定期5月限は、寄り付き直後に本日の高値を付け、その後しばらくは動意薄で推移。米国での取引が本格化してから徐々に値を下げていった。

一時、値を戻す場面もあったが、勢い弱く、最終的に前日比88ポイント安の57.92/LBで引けた。

出来高は、38,300枚。

 

 

【相場動向要因】

引き続き、新型コロナウイルス拡大による世界経済への影響が綿花相場の動向にも影響を与えている。

米国トランプ大統領が新型コロナウイルス拡散防止に関する演説を行ったことや、ウイルス拡散による経済へのダメージに対する支援策を用意している旨のコメントを発表したことが、株式市場などで好感された模様。その結果、ダウ平均株価は、前日終値から1,000ドル近く上昇している。

 

しかしながら、綿花相場は、新型コロナウイルス拡散による先行き不透明感から取引後半から終盤にかけて軟調に推移。

その他米国主要穀物相場も大きく価格を上昇させることなく、小幅な増減で引けている。

 

米国現地319日には米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定。

 

 

END.

 

2020年3月17日火曜日

NY FUTURES MARCH 16,2020

ICE COTTON FUTURES

March 16, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 59.40 59.72 58.10 58.80 -1.69

Jul 20 60.00 60.05 58.50 59.11 -1.65

Oct 20 59.45 59.84 59.45 59.51 -1.59

Dec 20 61.00 61.00 59.30 59.69 -1.53

Mar 21 61.01 61.31 60.30 60.63 -1.52

May 21 61.76 61.84 61.13 61.45 -1.50

Jul 21 62.50 62.59 62.17 62.19 -1.41

Oct 21   -     -     -   60.79 -1.17

Dec 21 60.70 60.77 60.29 60.49 -1.12

Mar 22   -     -     -   61.14 -1.12

ICE estimated futures volume:49,300

 

NY定期5月限は、前日引値から100ポイント以上下げて寄り付いた後もじりじりと下げ、現地早朝時間に本日最安値58.10/LBをつけた。その後やや値を戻していき最終的に前日比169ポイント安の58.80/LBで引けた。

出来高は、49,300枚。

 

【相場動向要因】

 

新型コロナウィルスを発端とする経済危機への懸念が再び米国株式市場を襲った。今月3度目の取引一時停止となるサーキットブレーカーが発動し、ダウ平均株価が3000ドル弱、前日比12%の下落と1987年以来の下げ幅を記録するなど、大きな混乱が続いている。各国の中央銀行が金融・経済対策を次々と打ち出してはいるものの、市場関係者にとってはこの弱気相場を反転させるほどの刺激策とは捉えられていない様子。米国トランプ大統領がこの経済的混乱は夏ごろまで続きリセッション(景気後退)入りする可能性があると言及したことで、売りを加速させたと言われている。さらに欧米が一斉に入国制限をかけはじめ、人々の外出の自粛や店舗運営の禁止などを通達していることから、経済への悪影響は必至で世界的にこの弱気相場は続くと見られている。

 

米国綿花市場も、他の米国穀物市場と同様、米国株式市場に追随して軟調に推移した。安値付近での値決めから相場が値を戻す場面もあったことから底堅い需要は見られるものの、大きな下げ基調には逆らえないような動きと言える。しかしながら、一部報告では、中国の主な経済指標の一つ、エネルギー消費量・鉄鋼需要の数字が持ち直してきており、GDP成長率がQ12.3%のマイナス成長からQ2には2.5%のプラス成長にまで回復するとの予測もある。また新型コロナウィルスによる新たな感染者数も抑えられているとの報道もあり、中国では好転の兆しが見え始めた模様。

 

END.

 

2020年3月16日月曜日

NY FUTURES MARCH 13,2020

ICE COTTON FUTURES

March 13, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 59.35 61.91 58.57 60.49 +.79

Jul 20 60.53 62.26 59.24 60.76 +.41

Oct 20 60.17 61.53 60.17 61.10 +.35

Dec 20 60.55 62.60 60.00 61.22 +.38

Mar 21 61.50 63.38 61.00 62.15 +.32

May 21 62.29 64.02 61.81 62.95 +.36

Jul 21 63.00 64.55 62.56 63.60 +.32

Oct 21   -     -     -   61.96 +.31

Dec 21 61.02 62.56 60.90 61.61 +.31

Mar 22   -     -     -   62.26 +.31

ICE estimated futures volume:59,500

 

 

NY定期5月限は、寄り付きから軟調に推移し、本日の安値を付けた。その後、米国での取引が本格化していくにつれ徐々に値を上げ、本日の高値を付けた後勢いを弱め、最終的に前日比79ポイント高の60.49/LBで引けた。出来高は、59,500枚。

 

 

【相場動向要因】

引き続き、綿花特有のファンダメンタルよりも、新型コロナウイルス拡散による影響など、世界経済の動向に影響されながらの展開が続いている。

前日の流れを受けて、寄り付きから期近5月限を中心に弱気基調で推移していたが、米国トランプ大統領が国家非常事態宣言を発し、新型コロナウイルス拡散に対する支援策を発表するのではとの期待感から、取引後半に向けて徐々に値を戻していき、小幅ながら値を上げて引けた。

米国主要穀物相場も概ね小幅な増減で引けている。

米国株式市場は、トランプ大統領による国家非常事態宣言と、同時に発表された500億ドルの支援策に対して好感し、ダウ平均株価は、2,000ドルに迫る上昇幅で引けている。

 

本日発表されたCFTCレポートによると、

投機筋がロングポジションを解消し、ショートポジションを積み上げており、一方で、実需筋がロングポジションを積み上げていることが報告されている。

 

 

END.

 

2020年3月13日金曜日

NY FUTURES MARCH 12,2020

ICE COTTON FUTURES

March 12, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 61.60 61.60 59.35 59.70 -1.85

Jul 20 62.18 62.18 60.03 60.35 -1.81

Oct 20 61.00 61.00 61.00 60.75 -1.66

Dec 20 62.38 62.38 60.55 60.84 -1.59

Mar 21 63.27 63.27 61.55 61.83 -1.49

May 21 64.00 64.00 62.48 62.59 -1.41

Jul 21 64.17 64.18 63.29 63.28 -1.22

Oct 21   -     -     -   61.65 -1.30

Dec 21 62.22 62.22 61.10 61.30 -1.35

Mar 22   -     -     -   61.95 -1.35

ICE estimated futures volume:67,300

 

 

NY定期5月限は、前日引値と同値水準で寄り付いた後、少し値を下げて小幅に推移していたが、現地早朝時間に入ると急落。その後、値を戻す動きが何度か見られたものの、強い売り圧力に押され、最終的に前日比185ポイント安の59.70/LBで引けた。

出来高は、67,300枚。

 

【相場動向要因】

 

本日、米国トランプ大統領が新型コロナウィルスに対する対策演説を行った。その対策案の一つに「今後48時間以内に英国を除く欧州から米国への入国を30日間停止」が盛り込まれたことで、米国株式市場は一気に暴落。今週2度目のサーキットブレーカーが発動した。人の移動が抑制されることで世界的な景気悪化への懸念が嫌気され、ダウ平均株価は2352米ドルの値下がりと過去最大の下げ幅を、また下落率は198710月のブラックマンデー以降で最大の約10%を記録した。

 

米国穀物市場や安全資産とされる金までも弱気相場となったが、米国綿花相場では何度か値を戻す動きもあり、また紡績筋の値決めが若干見られたことで、引き続き底堅い需要はあるように見える。しかしながら、ここにきてデフォルトリスクが浮上しているとの報告も上がってきているため、当面はマクロ経済の動向に引っ張られる形で値動きが続くと思われる。

 

また本日、米国農務省週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。2019/2020 CROPアップランドの成約数量が484,200俵(成約501,200/キャンセル17,000俵)と前週比22%増で今季最多を記録。船積数量は424,600俵と前週比11%減ではあったが、過去4週平均比で8%増となり前週に引き続き、好調だった。特にパキスタン向け成約数量が伸びたほか、中国の成約数量や船積数量も増えてきていることが寄与しているが、本日の相場では影響が限定的だった模様。今後、中国の紡績メーカーの生産状況や米国や欧州の中央銀行による金融・経済対策が相場の鍵を握っていると言われている。

 

米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り。(Week ending March 5, 2020

2019/2020CROP

アップランド

成約:501,200(パキスタン 161,600 / 中国 91,700 / トルコ 84,100)

キャンセル:▲17,000(メキシコ ▲5,800 / タイ ▲5,700 / 日本 ▲4,500)

船積:424,600(ベトナム 94,600 / パキスタン 86,200 / トルコ 60,400)

 

ピマ

成約:17,300(ベトナム 6,600 / バングラディッシュ 3,600 / 中国 2,200)

キャンセル:なし

船積:14,800(パキスタン 4,200 / インド 4,100 / ベトナム 1,600)

 

2020/2021CROP

アップランド

成約:160,400(メキシコ 91,600 / トルコ 20,100俵 / 中国 15,900

ピマ

成約:なし

 

END.

 

2020年3月12日木曜日

NY FUTURES MARCH 11,2020

ICE COTTON FUTURES

March 11, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 61.41 61.94 61.31 61.55 +.14

Jul 20 62.03 62.55 61.87 62.16 +.13

Oct 20   -      -    -   62.41 +.13

Dec 20 62.60 62.80 62.18 62.43 +.15

Mar 21 63.38 63.39 63.06 63.32 +.17

May 21 64.04 64.04 63.92 64.00 +.14

Jul 21 64.41 64.50 64.41 64.50 +.09

Oct 21   -     -     -   62.95 +.14

Dec 21 62.79 62.80 62.65 62.65 +.19

Mar 22   -     -     -   63.30 +.19

ICE estimated futures volume:29,300

 

NY定期5月限は、前日引値と同値水準で寄り付いた後、動意薄で推移。取引が本格的に始まった後も、狭い値幅のままではあったが、ほとんど前日比プラス圏内で値が動き続け、最終的に61.55/LBで引けた。

出来高は、29,300枚。

 

【相場動向要因】

 

本日米国トランプ大統領が新型コロナウィルスに対する経済対策案を発表した。しかしながらその内容に具体性が欠けていたことで市場関係者の失望感を招き、さらに世界保健機関(WHO)が「新型コロナウィルスはパンデミック(世界的大流行)となった」と宣言したことで、米国株式市場はダウ平均株価が1464ドルの値下がりと史上2番目の値下げ幅を記録した。

 

一方、米国綿花市場では週明けの激しい値動きから一変、直近二日間、比較的落ち着いた取引が続いており、米国穀物市場においては唯一、二日連続で値を上げている。その理由として、生産者が直近の安値圏内での売りをためらっており、またトレーダーや紡績筋なども先行きに対する不透明感から新たな買い付けに対し様子見姿勢になった結果、綿花市場に停滞感が生まれ、投機筋が綿花市場でポジションを上積みすることなく、値動きの激しい市場へ関心が移り始めた結果からではないかと言われている。

 

綿花市場の次の主な材料としては、来季CROPの作付け数量となるが、最終的に判明するのが数か月先となるため、当面相場はマクロ経済の動向に追随した動きが続くと見られている。

 

明日、米国現地312日に米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定。

 

END.

2020年3月11日水曜日

NY FUTURES MARCH 10,2020

ICE COTTON FUTURES

March 10, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 62.25 62.91 61.01 61.41 +.20

Jul 20 61.90 63.46 61.64 62.03 +.12

Oct 20   -      -    -   62.28 +.12

Dec 20 62.46 63.68 61.96 62.28 +.17

Mar 21 63.86 64.46 62.86 63.15 +.16

May 21 64.77 64.89 63.59 63.86 +.19

Jul 21 64.30 65.28 64.11 64.41 +.38

Oct 21   -     -     -   62.81 +.36

Dec 21 63.26 63.26 62.26 62.46 +.41

Mar 22   -     -     -   63.11 +.41

ICE estimated futures volume:37,300

 

 

NY定期5月限は、寄り付きから小幅な値動きで推移し、米国早朝に強気に推移。一時63セントを試す場面もあったが、米国での取引が本格化してから値を戻した。

結果的に、前日比20ポイント高の61.41/LBで引けた。出来高は、37,300枚。

 

【相場動向要因】

米国が、新型コロナウイルス拡散に起因する経済活動停滞に対して経済対策を協議する意向を示したことなどが市場に好感され、期近5月限を中心にやや強気に推移。

しかしながら、依然として先行きは不透明であり、取引終盤にかけてやや軟調に推移。

本日米国農務省月間需給報告が発表され、2019/2020CROPの米綿の生産量が約30万俵下方修正された一方で、輸出量が据え置きとなったことで米綿の期末在庫が約30万俵下方修正されているが、相場への影響は限定的であった模様。一方で、中国の国内消費量が、前回の発表から約100万俵下方修正されたことや、ブラジル綿の生産量が上方修正されたことなどにより、世界全体の期末在庫は約128万俵上方修正されている。この結果も弱材料として影響し、相場を押し下げるとも見られたが、市場参加者の予想を大きく上回るものではなく、また、米国株式市場が強気に推移したことが相場を下支えし、最終的に前日引け値から小幅に値を上げて引ける結果となった。

 

米国株式市場においても、米国による新型コロナウイルス対策の姿勢が好感され、前日の弱気基調から一転し、本日のダウ工業株30種平均は1,000ドル以上の上昇となっている。

 

米国現地312日には米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定。

 

 

米国農務省月間需給報告の詳細は以下の通り;

 

DJ USDA Supply/Demand: World Cotton - Mar 10

 

Tue Mar 10 12:05:34 2020 EDT

 

                               World Cotton Supply and Use 1/

                                (Million 480-pound bales)

==============================================================================

                    beginning                domestic exports           ending

                       stocks    prod imports     use     use   loss 2/ stocks

==============================================================================

                                    2019/20 (Projected)

World

                  Feb   79.99  121.33   43.55  119.01   43.54    0.19   82.12

                  Mar   80.18  121.59   43.57  118.16   43.60    0.19   83.40

World Less China

                  Feb   44.32   94.08   35.05   81.51   43.37    0.19   48.38

                  Mar   44.51   94.34   35.32   81.66   43.42    0.19   48.90

United States

                  Feb    4.85   20.10    0.01    3.00   16.50    0.06    5.40

                  Mar    4.85   19.80    0.01    3.00   16.50    0.06    5.10

Total foreign

                  Feb   75.14  101.23   43.54  116.01   27.04    0.13   76.72

                  Mar   75.33  101.79   43.57  115.16   27.10    0.13   78.30

Major exporters 4/

                  Feb   28.57   57.21    2.98   34.05   22.67    0.02   32.02

                  Mar   28.57   57.81    2.98   34.05   22.70    0.02   32.58

Central Asia 5/   Feb    2.31    5.86      3/    4.34    1.69    0.00    2.14

                  Mar    2.31    6.01      3/    4.35    1.74    0.00    2.23

Afr Fr Z 6/       Feb    1.44    5.87      3/    0.14    5.60    0.00    1.56

                  Mar    1.44    6.10      3/    0.14    5.71    0.00    1.69

S Hemis 7/        Feb   15.24   15.49    0.18    4.38   11.49    0.01   15.04

                  Mar   15.23   15.71    0.18    4.38   11.36    0.01   15.38

Australia         Feb    1.57    0.68      3/    0.04    1.30    0.00    0.91

                  Mar    1.57    0.68      3/    0.04    1.30    0.00    0.91

Brazil            Feb   12.26   12.70    0.03    3.40    8.90    0.00   12.68

                  Mar   12.26   13.00    0.03    3.40    8.80    0.00   13.08

India             Feb    9.31   29.50    2.30   24.50    3.60    0.00   13.01

                  Mar    9.31   29.50    2.30   24.50    3.60    0.00   13.01

Major Importers 8/

                  Feb   44.60   40.93   37.73   77.76    2.89    0.11   42.50

                  Mar   44.80   40.93   37.73   76.91    2.91    0.11   43.53

Mexico            Feb    0.77    1.57    0.80    1.95    0.43    0.03    0.74

                  Mar    0.77    1.57    0.80    1.95    0.43    0.03    0.74

China             Feb   35.67   27.25    8.50   37.50    0.18    0.00   33.75

                  Mar   35.67   27.25    8.25   36.50    0.18    0.00   34.50

EU-27 9/          Feb    0.23    1.96    0.65    0.69    1.81    0.03    0.31

                  Mar    0.23    1.96    0.65    0.69    1.83    0.03    0.29

Turkey            Feb    1.59    3.40    4.10    7.20    0.35    0.00    1.54

                  Mar    1.59    3.40    4.30    7.30    0.35    0.00    1.64

Pakistan          Feb    2.50    6.60    4.20   10.80    0.10    0.03    2.37

                  Mar    2.50    6.60    4.20   10.80    0.10    0.03    2.37

Indonesia         Feb    0.53      3/    3.05    3.05    0.01    0.00    0.53

                  Mar    0.53      3/    3.00    3.00    0.01    0.00    0.53

Thailand          Feb    0.18      3/    0.98    0.98    0.00    0.03    0.15

                  Mar    0.18      3/    0.95    0.95    0.00    0.03    0.15

Bangladesh        Feb    1.58    0.14    7.20    7.30    0.00    0.01    1.61

                  Mar    1.78    0.14    7.30    7.40    0.00    0.01    1.81

Vietnam           Feb    1.19      3/    6.80    6.80    0.00    0.00    1.19

                  Mar    1.19      3/    6.80    6.80    0.00    0.00    1.19

==============================================================================

1/ Marketing year beginning August 1. Totals may not add exactly and trade

   may not balance due to rounding and other factors.       2/ Generally

   reflects cotton lost or destroyed in the marketing channel; for Australia

   Brazil  China  and the United States  reflects the difference between

   implicit stocks based on supply less total use and indicated ending

   stocks.  3/ Less than 5 000 bales.  4/ Includes Egypt and Syria in

   addition to the countries and regions listed.  5/ Azerbaijan  Kazakhstan

   Kyrgyzstan  Tajikistan  Turkmenistan  and Uzbekistan.  6/ Benin  Burkina

   Faso  Cameroon  Central African Republic  Chad  Cote d'Ivoire  Mali  Niger

    Senegal  and Togo.  7/ Argentina  Australia  Brazil  Lesotho  South

   Africa  Tanzania  Zambia  and Zimbabwe. 8/ In addition to the countries

   and regions listed  includes Japan  Russia  South Korea  and Taiwan. 9/

   Includes intra-EU trade.

 

 

DJ USDA Supply/Demand: World Cotton - 2

 

Tue Mar 10 12:05:38 2020 EDT

 

                    World Cotton Supply and Use 1/ (continued)

                            (Million 480-pound bales)

===========================================================================

                beginning                     domestic exports       ending

                   stocks    prod imports     use      use   loss 2/ stocks

===========================================================================

                                  2018/19 (Estimated)

World               80.84  118.61   42.50  120.30    41.35    0.12   80.18

World Less China    42.84   90.86   32.86   80.80    41.14    0.12   44.51

United States        4.20   18.37      3/    2.98    14.76   -0.02    4.85

Total Foreign       76.64  100.24   42.50  117.33    26.59    0.14   75.33

Major exporters 4/  26.84   54.62    2.50   32.99    22.37    0.02   28.57

Central Asia 5/      2.67    5.44      3/    3.80     2.01    0.00    2.31

Afr. Fr. Zone 6/     1.70    5.42      3/    0.14     5.55    0.00    1.44

S Hemis 7/          13.01   17.31    0.18    4.39    10.86    0.01   15.23

Australia            3.04    2.20      3/    0.04     3.63    0.00    1.57

Brazil               8.66   13.00    0.02    3.40     6.02    0.00   12.26

India                9.23   25.80    1.80   24.00     3.51    0.00    9.31

Major importers 8/  47.95   42.65   37.46   80.16     2.99    0.11   44.80

Mexico               0.66    1.74    0.85    1.95     0.50    0.03    0.77

China               37.99   27.75    9.64   39.50     0.21    0.00   35.67

EU-27 9/             0.30    1.72    0.64    0.69     1.72    0.03    0.23

Turkey               1.78    3.70    3.50    6.90     0.48    0.00    1.59

Pakistan             2.83    7.60    2.85   10.70     0.06    0.03    2.50

Indonesia            0.63      3/    3.05    3.15     0.01    0.00    0.53

Thailand             0.20      3/    1.08    1.08     0.00    0.03    0.18

Bangladesh           1.86    0.14    7.20    7.40     0.00    0.01    1.78

Vietnam              1.29      3/    6.90    7.00     0.00    0.00    1.19

                                             2017/18

World               80.29  123.78   41.16  122.76    41.51    0.12   80.84

World Less China    34.37   96.28   35.45   81.76    41.38    0.12   42.84

United States        2.75   20.92      3/    3.23    16.28   -0.03    4.20

Total Foreign       77.54  102.86   41.16  119.54    25.24    0.15   76.64

Major exporters 4/  21.90   57.10    2.47   32.75    21.86    0.02   26.84

Central Asia 5/      2.18    6.50      3/    3.38     2.63    0.00    2.67

Afr. Fr. Zone 6/     1.46    5.44      3/    0.14     5.06    0.00    1.70

S Hemis 7/          10.18   15.70    0.24    4.44     8.65    0.01   13.01

Australia            2.19    4.80      3/    0.04     3.92    0.00    3.04

Brazil               6.93    9.22    0.08    3.40     4.17    0.00    8.66

India                7.88   29.00    1.68   24.15     5.18    0.00    9.23

Major importers 8/  54.18   42.93   36.05   82.74     2.35    0.12   47.95

Mexico               0.45    1.56    0.93    1.90     0.35    0.03    0.66

China               45.92   27.50    5.71   41.00     0.14    0.00   37.99

EU-27 9/             0.19    1.53    0.73    0.75     1.37    0.04    0.30

Turkey               1.53    4.00    4.02    7.45     0.33    0.00    1.78

Pakistan             2.32    8.20    3.40   10.90     0.16    0.03    2.83

Indonesia            0.62      3/    3.52    3.50     0.01    0.00    0.63

Thailand             0.20      3/    1.15    1.13     0.00    0.03    0.20

Bangladesh           1.63    0.14    7.60    7.50     0.00    0.01    1.86

Vietnam              0.88      3/    7.00    6.60     0.00    0.00    1.29

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1/ Marketing year beginning August 1. Totals may not add exactly and trade

   may not balance due to rounding and other factors.       2/ Generally

   reflects cotton lost or destroyed in the marketing channel; for Australia

   Brazil  China  and the United States  reflects the difference between

   implicit stocks based on supply less total use and indicated ending

   stocks.  3/ Less than 5 000 bales.  4/ Includes Egypt and Syria in

   addition to the countries and regions listed.  5/ Azerbaijan  Kazakhstan

   Kyrgyzstan  Tajikistan  Turkmenistan  and Uzbekistan.  6/ Benin  Burkina

   Faso  Cameroon  Central African Republic  Chad  Cote d'Ivoire  Mali  Niger

    Senegal  and Togo.  7/ Argentina  Australia  Brazil  Lesotho  South

   Africa  Tanzania  Zambia  and Zimbabwe. 8/ In addition to the countries

   and regions listed  includes Japan  Russia  South Korea  and Taiwan. 9/

   Includes intra-EU trade.

 

 

END.