ICE COTTON FUTURES
March 18, 2020
Open High Low Close Change
May 20 57.96 58.59 55.65 56.64 -1.28
Jul 20 58.30 58.95 56.27 57.19 -1.16
Oct 20 58.00 58.00 57.86 58.10 -.95
Dec 20 59.01 59.54 57.20 58.08 -1.02
Mar 21 60.35 60.35 58.30 59.13 -.93
May 21 60.83 60.83 59.30 60.06 -.90
Jul 21 61.67 61.67 60.35 61.01 -.79
Oct 21 - - - 59.46 -1.11
Dec 21 60.17 60.17 58.76 59.16 -1.11
Mar 22 - - - 59.76 -1.16
ICE estimated futures volume:60,000
NY定期5月限は、前日引値と同値水準で寄り付いた後、動意薄で推移していたが、取引が本格的な時間に入ると一段と値を下げ始め、取引時間終盤に本日最安値55.65/LBを付けた。引け前に反発して値を少し戻したが最終的に前日比128ポイント安の56.64/LBで引けた。
出来高は、60,000枚。
【相場動向要因】
米国株式市場では今月4度目のサーキットブレーカーが発動。ダウ平均株価が終値で2017年2月以来、大台の20,000米ドルを割り込むなど、新型コロナウィルスによる景気後退懸念からパニック売りに歯止めがかからない模様で米国綿花市場も引き続き投機筋による大きな下げ基調に抑え込まれていると思われる。これで5月限は3日続落し合計385ポイントの下げ幅を記録した。また引値ベースでは2019年8月26日以来の安値水準となっている。一部報告によるとトルコや中国向けの米国新綿に対する底堅い需要はあるようだが、一方でデフォルトやロールオーバー、さらには支払い期日に遅れが生じている事案が出てきているとのことで、市場関係者にとって予断を許さない様相を呈してきている。
明日、米国現地3月19日に米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定で2週連続で好調だった成約・船積数量に注目したい。
END.