ICE COTTON FUTURES
March 13, 2020
Open High Low Close Change
May 20 59.35 61.91 58.57 60.49 +.79
Jul 20 60.53 62.26 59.24 60.76 +.41
Oct 20 60.17 61.53 60.17 61.10 +.35
Dec 20 60.55 62.60 60.00 61.22 +.38
Mar 21 61.50 63.38 61.00 62.15 +.32
May 21 62.29 64.02 61.81 62.95 +.36
Jul 21 63.00 64.55 62.56 63.60 +.32
Oct 21 - - - 61.96 +.31
Dec 21 61.02 62.56 60.90 61.61 +.31
Mar 22 - - - 62.26 +.31
ICE estimated futures volume:59,500
NY定期5月限は、寄り付きから軟調に推移し、本日の安値を付けた。その後、米国での取引が本格化していくにつれ徐々に値を上げ、本日の高値を付けた後勢いを弱め、最終的に前日比79ポイント高の60.49/LBで引けた。出来高は、59,500枚。
【相場動向要因】
引き続き、綿花特有のファンダメンタルよりも、新型コロナウイルス拡散による影響など、世界経済の動向に影響されながらの展開が続いている。
前日の流れを受けて、寄り付きから期近5月限を中心に弱気基調で推移していたが、米国トランプ大統領が国家非常事態宣言を発し、新型コロナウイルス拡散に対する支援策を発表するのではとの期待感から、取引後半に向けて徐々に値を戻していき、小幅ながら値を上げて引けた。
米国主要穀物相場も概ね小幅な増減で引けている。
米国株式市場は、トランプ大統領による国家非常事態宣言と、同時に発表された500億ドルの支援策に対して好感し、ダウ平均株価は、2,000ドルに迫る上昇幅で引けている。
本日発表されたCFTCレポートによると、
投機筋がロングポジションを解消し、ショートポジションを積み上げており、一方で、実需筋がロングポジションを積み上げていることが報告されている。
END.