ICE COTTON FUTURES
February 28, 2020
Open High Low Close Change
Mar 20 61.95 61.95 60.70 61.59 -1.01
May 20 62.50 62.77 60.18 61.49 -1.01
Jul 20 63.47 63.47 60.96 62.27 -1.01
Oct 20 61.58 62.16 61.35 61.97 -.78
Dec 20 63.22 63.49 61.00 62.44 -.81
Mar 21 63.56 63.67 62.15 63.28 -.86
May 21 64.26 64.37 62.95 63.93 -.95
Jul 21 64.65 64.65 63.26 64.29 -1.04
Oct 21 - - - 62.59 -1.16
Dec 21 63.42 63.44 61.26 62.29 -1.16
ICE estimated futures volume:71,200
NY定期5月限は、寄り付きから徐々に値を下げていき、米国での取引が本格化する前に本日の安値を付けた。その後、紡績筋による値決めなどもあり、一時値を戻したが、勢い弱く、最終的に前日比101ポイント安の61.49/LBで引けた。
出来高は、71,200枚。
【相場動向要因】
綿花相場は現地2月20日から7日連続下落。引け値ベースで、合計788ポイント値を下げている。
引き続き新型コロナウイルス拡大が弱材料として株式市場を押し下げ、綿花相場にも売り圧力をもたらした。
本日発表されたCFTCレポートを見ると、現地2月25日時点で、投機筋のロングポジションが減少し、ショートポジションが増加していることが確認できる。新型コロナウイルスを一因とする投機筋による売オーダーによってショートポジションが増加したものと思われる。
一部では、米連邦準備理事会のパウエル議長が、米国経済のファンダメンタルは堅調である一方で、新型コロナウイルスのリスクに対して適切な対応を行っていく旨のコメントを発表し、市場では利下げ観測が高まっているとも報じられている。
また、米国高官などから、失業率など、米経済のファンダメンタルが底堅く、市場は回復する、との見方も示されている。
米国現地3月5日には米国農務省週間輸出成約報告が発表され、
3月10日には米国農務省月間需給報告が発表される予定となっている。
END.