2020年3月23日月曜日

NY FUTURES MARCH 19,2020

ICE COTTON FUTURES

March 19, 2020

       Open  High  Low   Close Change

May 20 56.30 56.95 53.64 54.93 -1.71

Jul 20 56.92 57.40 64.19 54.98 -2.21

Oct 20 56.42 56.42 55.55 56.25 -1.85

Dec 20 57.99 58.25 55.08 56.10 -1.98

Mar 21 58.89 59.08 56.21 57.08 -2.05

May 21 61.01 60.60 57.30 58.02 -2.04

Jul 21 60.00 60.38 58.20 58.85 -2.16

Oct 21   -     -     -   57.55 -1.91

Dec 21 58.23 58.23 56.83 57.25 -1.91

Mar 22   -     -     -   57.85 -1.91

ICE estimated futures volume:57,700

 

 

NY定期5月限は、寄り付き直後に本日の高値を付け、その後しばらくは動意薄で推移した。その後米国での取引が本格化してから値を下げていき、

最終的に前日比171ポイント安の54.93/LBで引けた。出来高は、57,700枚。

 

 

【相場動向要因】

本日米国農務省週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。

成約量・輸出量とも好調な結果が報告されており、相場を下支えする要因となり得ると思われたが、市場の売圧力が強く、価格を押し上げることはできなかった模様。

 

一部の報告では、本日の下落の要因として、ショートポジションの積み上げではなく、ロングポジションの解消を挙げている。

新型コロナウイルス拡散による世界経済への影響を背景とした投機的な取引も市場に対して大きな影響を与えているものと思われる。

 

アナリストの中には、COVID-19拡散による経済活動停滞の影響として、繊維小売業者からの発注取消や延期などが紡績筋へのオーダーなどに影響を与えていると述べているものもいる。

また、ウイルス拡散に伴って、港湾の稼働率も低下しており、荷動きへの影響を懸念する意見もある。

 

 

米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(WEEK ENDING MAR 12, 2020)

 

2019/2020CROP

 

アップランド

 

成約:356,200(パキスタン 96,000 / 中国 64,800 / トルコ 60,800)

 

キャンセル:▲15,500(ベトナム ▲5,400 / 日本 ▲4,900 / 中国 ▲4,400)

 

船積:369,500(パキスタン 103,600 / ベトナム 88,700 / トルコ 40,900)

 

 

ピマ

 

成約:18,100(中国 14,100 / ペルー 3,100 / ホンジュラス 300)

 

キャンセル:▲900(エジプト ▲900)

 

船積:15,700(インド 3,100 / パキスタン 2,300 / エジプト 2,200)

 

 

2020/2021CROP

 

アップランド

 

成約:78,500(トルコ 32,600 / パキスタン 22,000 / 中国 18,500)

 

 

ピマ

 

成約:なし

 

 

 

END.