ICE COTTON FUTURES
March 20, 2020
Open High Low Close Change
May 20 55.32 56.35 53.20 53.68 -1.25
Jul 20 55.02 56.47 53.29 53.74 -1.24
Oct 20 56.42 56.42 56.42 55.09 -1.16
Dec 20 56.64 57.28 54.62 55.03 -1.07
Mar 21 57.04 57.97 55.71 56.12 -.96
May 21 57.90 58.71 56.71 57.10 -.92
Jul 21 59.26 59.49 57.61 57.99 -.86
Oct 21 - - - 56.99 -.56
Dec 21 57.75 57.95 56.41 56.69 -.56
Mar 22 - - - 57.29 -.56
ICE estimated futures volume:50,000
NY定期5月限は、前日引値よりやや値を上げて寄り付いた後も徐々に値を上げていったが、取引が本格的な時間に入ると軟調な展開になり、最終的に前日比125ポイント安の53.68/LBで引けた。
出来高は、50,000枚。
【相場動向要因】
米国綿花市場は5日続落。先週末引値から681ポイント、2週間前引値からだと911ポイント下げており、今週は先週に比べて下げ幅が拡大した。本日は需要が縮小していない小麦や大豆といった穀物市場ではやや値を上げた一方、綿花市場では底が見えない状況が続いている。特に米国ヒューストン港の職員二人にCOVID-19の陽性反応が検出されターミナルが2か所一時閉鎖したとの報道がなされた後、弱材料として働き急落した模様。
新型コロナウィルスが世界各国で猛威を振るい始め、感染は拡大の一途をたどっている。欧米各国の首長は一定期間、都市の封鎖を続々と決定しており、商業活動の一時停止による経済的損失が綿花や最終製品の需要にどこまで影響するのか見通しが立ちづらい状況となっている様子。
END.