ICE COTTON FUTURES
March 5, 2020
Open High Low Close Change
Mar 20 63.69 63.69 63.69 63.53 +.57
May 20 63.26 64.15 62.72 63.35 +.37
Jul 20 64.69 64.80 63.41 64.03 +.36
Oct 20 64.00 64.00 64.00 64.53 +.56
Dec 20 64.45 65.10 63.75 64.38 +.42
Mar 21 65.84 65.95 64.67 65.15 +.29
May 21 66.49 66.50 65.37 65.67 +.18
Jul 21 65.93 66.24 65.78 65.92 -.01
Oct 21 - - - 64.47 -.01
Dec 21 65.00 65.00 63.87 64.17 -.01
ICE estimated futures volume:29,600
NY定期5月限は、値を上げて寄り付いたが、その後は上値が重く、徐々に値を下げていき、一時前日比54ポイント安の62.72/LBを付けた。その後、反発し、最終的に前日比37ポイント高の63.35/LBで引けた。
出来高は、29,600枚。
【相場動向要因】
本日、米国農務省週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。2019/2020 CROPアップランドの成約数量(395,500俵)、船積数量(478,200俵)がともに今季最多を記録。特に船積数量は先週比48%増、直近4週平均比で26%増だった。新型コロナウィルスの世界的な感染拡大から経済の先行き不透明感を嫌気し、米国株式市場の主要株価3指数が3%超値下がりしたのとは対照的に、米国綿花市場は好調な輸出成約が相場に強気材料として働いた模様。しかしながら、綿花市場においても依然として先行きに対する不透明さは残っており次の上値をうかがうには難しそうな様相を呈している。
また本日発表のon callレポートによると、on callの売りが8,302枚減少し92,607枚となったことから先週の安値付近で紡績筋による値決めが多く見られたと推測される。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week ending February 27, 2020)
2019/2020CROP
アップランド
成約:475,500俵(ベトナム 113,300俵 / パキスタン 100,800俵 / トルコ 77,600俵)
キャンセル:▲80,000俵(パキスタン ▲38,400俵 / 日本 ▲18,800俵 / ベトナム ▲11,700俵)
船積:478,200俵(ベトナム 107,400俵 / パキスタン 87,400俵 / トルコ 77,000俵)
ピマ
成約:10,800俵(パキスタン 3,500俵 / サルバドール 2,600俵 / 中国 2,500俵)
キャンセル:▲1,800俵(タイ ▲1,300俵 / インド ▲400俵)
船積:15,800俵(インド 5,400俵 / パキスタン 4,700俵 / 中国 2,000俵)
2020/2021CROP
アップランド
成約:53,200俵(マレーシア 16,700俵 / 日本 13,200俵 / ペルー 7,000俵)
ピマ
成約:なし
END.