ICE COTTON FUTURES
February 27, 2020
Open High Low Close Change
Mar 20 65.25 64.38 64.38 62.60 -2.95
May 20 65.47 65.47 62.47 62.50 -2.97
Jul 20 65.96 66.00 63.08 63.28 -2.80
Oct 20 - - - 62.75 -2.50
Dec 20 65.75 65.76 63.09 63.25 -2.59
Mar 21 66.50 66.52 64.11 64.14 -2.52
May 21 67.11 67.11 65.44 64.88 -2.43
Jul 21 67.50 67.50 65.56 65.33 -2.31
Oct 21 - - - 63.75 -2.09
Dec 21 65.00 65.00 63.44 63.45 -2.09
ICE estimated futures volume:66,200
NY定期5月限は、前日引値と同値水準で寄り付いた後、小幅な下げで推移。しかしニューヨークの株式市場が明けると一段と値を下げていき、最終的にほぼ値幅制限の62.50/LBで引けた。
出来高は、66,200枚。
【相場動向要因】
5月限は6日続落。これでこの6日間における下げ幅は合計で715ポイントとなり2019年9月27日以来の価格水準となった。米国株式市場が新型コロナウィルスの世界的な感染拡大による経済的損失に憂慮し、過去最大の下げ幅を記録したことで米国綿花市場も追随したものと思われる。
一部報告によると紡績筋の値決めも見られたようだが、直近の下値支持線の64.88/LBを抜けたことで投機筋による売り圧力が勝り、相場が押し下げられた模様。新型コロナウィルスの影響で連日相場が下落していることから底値を見極めようとする市場関係者も多く、様子見ムードが漂っている模様。
また本日、米国農務省週間輸出成約報告が発表された。2019/2020 CROPにおいて中国の成約数が39,600俵(成約72,600俵/キャンセル33,000俵)となり前週のキャンセル1,100俵(成約14,300俵/キャンセル15,400俵)から増えており、中国の報復関税免除措置により米綿買い付けの動きが再開されたと見られる。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week ending February 20, 2020)
2019/2020CROP
アップランド
成約:257,100俵(中国 72,600俵 / ベトナム 70,400俵 / パキスタン 35,900俵)
キャンセル:▲42,400俵(中国 ▲33,000俵 / 日本 ▲6,300俵 / インドネシア ▲1,400俵)
船積:324,100俵(ベトナム 88,100俵 / パキスタン 83,800俵 / 中国 32,900俵)
ピマ
成約:28,100俵(中国 12,100俵 / インド 6,100俵 / 香港 2,600俵)
キャンセル:なし
船積:18,200俵(インド 7,900俵 / パキスタン 2,900俵 / バーレーン 2,000俵)
2020/2021CROP
アップランド
成約:198,900俵(ベトナム 176,000俵 / インドネシア 9,700俵 / サルバドール 4,900俵)
ピマ
成約:なし
END.