2020年2月12日水曜日

NY FUTURES FEBRUARY 10,2020

ICE COTTON FUTURES

February 10, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 67.62 68.36 67.62 68.19 +.44

May 20 68.03 68.86 68.03 68.74 +.60

Jul 20 68.98 69.70 68.95 69.54 +.52

Oct 20 68.92 68.92 68.77 68.74 +.37

Dec 20 68.86 69.37 68.79 69.25 +.39

Mar 21 69.74 70.20 69.66 70.10 +.32

May 21 70.07 70.41 69.68 70.25 +.04

Jul 21 69.90 70.19 69.47 70.13 -.20

Oct 21   -     -     -   68.63 -.58

Dec 21 67.28 67.28 67.19 67.13 -.73

ICE estimated futures volume:56,200

               

NY定期3月限は、前日同値水準で寄り付いた後、徐々に値を上げ、取引が本格的に始まると67.8-68.36/LB圏内で激しく値が動いたが最終的に前日比44ポイント高の68.19/LBで引けた。

出来高は、56,200枚。

 【相場動向要因】

新型コロナウィルス感染拡大の対応策にあまり効果的な進展が見られない中、米国トップ企業の業績を好感し米国株式相場はNASDAQS&P指数などが史上最高値を更新した。一方、米国穀物市場は綿花や大豆などは値を上げたが、コーンや小麦は値を下げた。

期近3月限の第一回受渡通知日を224日に控えている為、大手投機筋による3月限から5月限への限月乗換が取引の大半を占めた模様。また先週金曜日に3月限オプションの期限を迎えたことで同月限の未決済建玉が大幅減少。対して5月限未決済建玉は増加し3月限のそれを超えた。

また明日、米国農務省月間需給報告が発表される。期近3月限の価格が前回の1月発表時よりも300ポイント以上低いが、需給報告はニュートラルからポジティブな予想がされており、現在の価格帯はポジティブな結果が報告されたとしてもおかしくはないことを示している様子。

米国の生産量減少やインド輸出成約増による期末在庫減、パキスタン・トルコの生産量減からの両国への輸入増などが予想されているが、中国は米中第一段階合意と新型コロナウィルスによる影響から予想が難しくなっている。

 

END.