ICE COTTON FUTURES
January 31, 2020
Open High Low Close Change
Mar 20 68.96 69.35 67.40 67.50 -1.55
May 20 69.49 69.87 68.20 68.31 -1.33
Jul 20 70.41 70.73 69.09 69.19 -1.31
Oct 20 69.23 69.35 69.23 68.92 -1.38
Dec 20 70.03 70.03 68.55 68.73 -1.22
Mar 21 70.37 70.37 69.24 69.42 -1.00
May 21 70.13 70.13 69.62 69.77 -.67
Jul 21 70.37 70.37 69.90 69.95 -.42
Oct 21 - - - 68.76 -.81
Dec 21 67.68 67.68 67.50 67.68 -.99
ICE estimated futures volume:51,600
NY定期3月限は、前日引値と同値水準で寄り付いたあと、徐々に値を下げていき、取引が本格的に始まると一段と値を下げ、最終的に前日比155ポイント安の67.50/LBで引けた。
出来高は、51,600枚。
【相場動向要因】
本日、WHO(世界保健機関)が緊急委員会を開き、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言。米国政府が中国への渡航回避を勧告するなど、新型コロナウィルスの感染拡大による中国経済をはじめとする世界経済鈍化への懸念から米国株、欧州株など全面安となり米穀物市場も追随する形でコーンを除いて終日下落となった。米ジーンズメーカー、リーバイス・ストラウスは新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、売り上げの約3%を占める中国市場の店舗を約半数営業停止することを発表。綿花市場にとっても影響が免れない様相を呈してきている。
NY3月限は直近のサポートラインと見られていた68.00/LBを抜けると投機筋による売りが入り、弱材料として働いた模様。取引時間終盤では安値付近で生産者による狼狽気味の値決めも見られた。
また本日発表されたCFTCの報告書によると投機筋が先週からさらにショートポジションを減らしロングポジションを増やしていることが確認された。
END.