ICE COTTON FUTURES
February 18, 2020
Open High Low Close Change
Mar 20 67.94 68.91 67.83 67.87 +.46
May 20 68.42 69.72 68.42 68.87 +.46
Jul 20 69.35 70.58 69.35 69.70 +.42
Oct 20 69.50 69.50 69.50 69.74 +.38
Dec 20 68.34 70.26 68.72 69.44 +.38
Mar 21 70.30 70.75 70.05 70.05 +.30
May 21 70.61 70.75 70.26 70.26 +.40
Jul 21 70.43 70.56 70.34 70.16 +.35
Oct 21 - - - 67.76 +.20
Dec 21 - - - 67.46 +.20
ICE estimated futures volume:56,300
NY定期5月限は、先週末引値と同値水準で寄り付いた後、急伸。その後も値を上げ続け本日最高値の69.72/LBを付けた。しかし徐々に買いの勢いが弱まり、最終的に先週末比46ポイント高の68.87/LBで引けた。
出来高は、56,300枚。
【相場動向要因】
15日、中国中央銀行が新型コロナウィルスの影響で打撃を被った国内企業への援助を表明。18日には中国財務省(CTCSC)が綿花を含む米国からの輸入品696品目について3月2日から申請したものに限り追加関税の免除を発表。これらの報道が米国・欧州の穀物相場には強気材料として働き、暫く先週末比70から120ポイントほど高く推移していた。しかしながら米国株式市場が明けると米アップルが業績の下方修正を発表。米中貿易戦争や新型コロナウィルスが巨大な中国市場への打撃と工場操業や物流など供給面に対する不安が事実上表面化したことを嫌気し、全体的に弱含みの展開となり、綿花相場も追随する形で値を下げていった様子。
また現地2月15日、米国綿花評議会で発表された来季の米綿作付意識調査では、作付けが前年比5.5%減の1297万7千エーカーにとどまる見通しとなり、ほぼ市場予想の範囲だったことから大きな値動きに繋がらなかった模様。
現地2月24日に期近3月限の第一回受渡通知日を迎える。
END.