2020年2月4日火曜日

NY FUTURES FEBRUARY 3,2020

ICE COTTON FUTURES

February 3, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Mar 20 67.29 68.06 66.75 66.84 -.66

May 20 68.10 68.60 67.30 67.34 -.97

Jul 20 69.01 69.47 68.17 68.22 -.97

Oct 20   -     -     -   68.04 -.88

Dec 20 68.52 68.78 67.57 67.71 -1.02

Mar 21 69.21 69.23 68.88 68.60 -.82

May 21 69.75 69.75 69.33 69.21 -.56

Jul 21 69.98 70.05 69.61 69.56 -.39

Oct 21   -     -     -   68.39 -.37

Dec 21 67.30 67.30 67.05 66.75 -.93

ICE estimated futures volume:65,600

 

NY定期3月限は、先週末引値から下に窓を開けて寄り付いたあと急落し本日最安値の66.75/LBまで下げた。その後反発し、一時先週末比プラス圏内まで値を戻したが、取引が本格的に始まると一気に下げに転じ、終了間際には最安値付近まで落ち込み、最終的に前日比66ポイント安の66.84/LBで引けた。

出来高は、65,600枚。

 【相場動向要因】

新型コロナウィルスによる感染拡大の影響で延長されていた中国の春節休暇が明け、中国市場が再開。国内経済への悪化懸念を嫌気して中国株式や商品相場が激しい売りにさらされ、ヘルスケア関連銘柄を除く約9割の中国本土の株式銘柄は値幅制限まで下げた。また中国綿花先物相場も値幅制限まで値を下げ、市場参加者の少なさとウィルス拡散防止のため連休を延長している企業が多いことなどを理由に夜間取引を停止した。

一方、米国株式市場は、中国人民銀行(中央銀行)が金融市場の混乱を抑えるため金融オペを実行したとの報道や、1月の米製造業の景況指数が市場予想を上回ったことなどを好感し、前日の大幅な下げから一転、相場全体に買いが入った。

そんな中、米国綿花市場は激しく乱高下を繰り返し、他の米国穀物市場とは対照的に大きく下げた。テクニカル指標でも2040および50日移動平均線を割り込み、6週ぶりの安値水準となった。

一部報道によると、115日に米中両国が合意した第1段階合意文書には「自然災害、もしくは予見不可能な事象の発生」があった場合、改めて協議することを規定しているとのことで、米国産農産物を中国が合意していた数量まで買うのかどうか今後の穀物相場への影響が注目される。

 

END.