ICE COTTON FUTURES
February 7, 2020
Open High Low Close Change
Mar 20 67.85 68.00 67.10 67.75 -.16
May 20 68.24 68.51 67.66 68.14 -.34
Jul 20 69.18 69.34 68.56 69.02 -.29
Oct 20 - - - 68.37 -.29
Dec 20 68.97 69.12 68.40 68.86 -.26
Mar 21 69.51 69.92 69.34 69.78 -.27
May 21 70.00 70.42 69.89 70.21 -.26
Jul 21 70.30 70.70 69.73 70.33 -.37
Oct 21 - - - 69.21 -.39
Dec 21 67.78 67.78 67.78 67.86 -.04
ICE estimated futures volume:75,900
NY定期3月限は、寄り付きからしばらくは小幅な値動きで推移し、米国での取引が本格化する前に本日の高値を付けた。その後、徐々に値を下げていった。
本日の安値圏で紡績筋などによる値決めが入ったことで一時値を戻す場面もあったが、勢い弱く、最終的に前日比16ポイント安の67.75/LBで引けた。
期近5月限も同様の値動きで推移し、最終的に前日比34ポイント安の68.14/LBで引けた。
出来高は、75,900枚。
【相場動向要因】
本日より大手投機筋による期近3月限から5月限への5日間にわたるポジション限月乗り換えが開始された模様。
未決済建玉で見ても、期近3月限の未決済建玉が減少し、5月限が増加していることがわかる。
また、一部では、本日の取引の約85%が限月乗り換えによるものであったとも報告されている。
期近3月限の第一回受渡通知日が現地2月24日に控えていることで限月乗り換えやポジション整理の動きが進んでいるものと思われる。
他の米国主要穀物相場は軒並み値を上げて引けているが、一方で、米国株式は値を下げて引けている。
米国雇用統計の内容が堅調な結果であったと報じられ、強材料として作用すると見られたが、
新型コロナウイルスに対する警戒感が依然として強く、世界経済に対する懸念から、米国株式市場にとって弱材料となり、価格を押し下げる要因となったものと見られている。
綿花相場も米国株式の動きに追随する形で値を下げて引けた。
米国現地2月11日には米国農務省月間需給報告が発表され、
2月13日には米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定となっている。
また、現地2月17日はプレジデント・デーのため綿花相場は休場となる。
END.