ICE COTTON FUTURES
February 6, 2020
Open High Low Close Change
Mar 20 67.53 68.20 67.51 67.91 +.40
May 20 68.60 68.79 68.11 68.48 +.37
Jul 20 69.05 69.58 68.95 69.31 +.36
Oct 20 - - - 68.66 +.59
Dec 20 68.91 69.38 68.78 69.12 +.35
Mar 21 69.80 69.99 69.77 70.05 +.39
May 21 70.41 70.41 70.19 70.47 +.35
Jul 21 70.42 70.42 70.42 70.70 +.35
Oct 21 - - - 69.60 +.36
Dec 21 67.54 67.54 67.54 67.90 +.36
ICE estimated futures volume:50,100
NY定期3月限は、寄り付き直後から値を上げ、本日最高値の68.20/LBをつけた。取引が本格的に始まるとじりじりと値を下げていったが、取引終盤に急伸し前日比40ポイント高の67.91/LBで引けた。
出来高は、50,100枚。
【相場動向要因】
本日、米国農務省週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。
中国向け成約が回復しない中、米綿の週間輸出量が今年度最多の40万俵を超える好調な結果となった。農務省年間目予想数量1650万俵を達成するために必要な平均週間船積数量を上回ったことから世界的な需要の底堅さを好感し、強気材料として働いた模様。これでNY定期3月限は3日続伸となった。
また中国財務省が昨年発動した追加関税の一部を現地時間14日から引き下げると発表。約1700品目、総額約750億米ドル分の米国輸入品に対して関税引き下げが行われるとのこと。市場関係者は中国側が第一段階合意を履行し、今後更なる関税引き下げを行うことに期待を寄せている。
一方、米国市場は雇用統計発表を明日に控えながらも、新規失業保険申請件数が昨年4月以来の低水準だったことから、株式主要3指数が史上最高値を更新。新型コロナウィルスによる世界経済への影響が不確かな中、景気の底堅さを好感している。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week Ending January 30, 2020)
2019/2020CROP
アップランド
成約:360,200俵(トルコ 156,300俵 / ベトナム 58,700俵 / パキスタン 41,000俵)
キャンセル:▲28,000俵(中国 ▲11,300俵 / 日本 ▲4,400俵 / インドネシア ▲4,300俵)
船積:418,800俵(ベトナム 113,200俵 / パキスタン 94,900俵 / 中国 48,200俵)
ピマ
成約:5,700俵(パキスタン 2,700俵 / ベトナム 900俵 / バングラディッシュ・エルサルバドル 500俵)
キャンセル:▲200俵(インド ▲100俵)
船積:5,700俵(インド 2,600俵 / 中国・ベトナム 900俵 / エジプト 700俵)
2020/2021CROP
アップランド
成約:4,800俵(パキスタン 4,400俵 / メキシコ 400俵)
ピマ
成約:なし
END.