ICE COTTON FUTURES
February 19, 2020
Open High Low Close Change
Mar 20 67.94 69.03 67.94 68.48 +.61
May 20 69.02 70.24 69.01 69.65 +.78
Jul 20 69.85 71.02 69.85 70.47 +.77
Oct 20 70.73 70.73 69.30 69.62 -.12
Dec 20 69.55 70.65 69.55 70.24 +.80
Mar 21 70.56 71.13 70.56 70.77 +.72
May 21 70.75 71.12 70.71 71.01 +.75
Jul 21 70.62 70.85 70.50 70.86 +.70
Oct 21 - - - 68.16 +.40
Dec 21 67.60 67.65 67.60 67.66 +.20
ICE estimated futures volume:48,800
NY定期5月限は寄り付きから小幅な値動きで推移していたが、取引後半に値を上げ、本日の高値を付けた。その後値を戻したものの、最終的に前日比78ポイント高の69.65/LBで引けた。出来高は、48,800枚。
【相場動向要因】
綿花相場特有のファンダメンタルは乏しく、米中第一段階合意と新型コロナウイルスに関するニュースが世界経済に影響を与えており、綿花相場もその動きの中で推移している状況となっている。
期近3月限の第一回受渡通知日を現地2月24日に控え、期近限月を中心としたポジション限月乗り換えやポジション整理の動きも行われているようで、一部の報告では、本日の出来高の80%以上が限月乗り換えであったとも報告されている。
米中第一段階合意については、
先日、中国政府から3月2日以降、申請条件を満たす者に対してのみ米国からの輸入品に対する25%の追加関税を免除する旨の発表があった。
発表直後の上昇幅に比べると、市場はやや落ち着きを見せているようだが、強材料として市場を下支えする要因となっている模様。
また、新型コロナウイルス拡散による中国経済への影響を考慮して、中国人民銀行(中央銀行)から発表された金融緩和策が、世界的にも株式市場などで好感されたようで、米国株式の主要3指数が史上最高値もしくは史上最高値付近で取引される展開になり、このことも本日の綿花相場上昇の一因となったものとも考えられる。
米国現地2月21日には米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定。
END.