ICE COTTON FUTURES
October 14, 2020
Open High Low Close Change
Dec 20 68.82 69.39 68.55 68.93 +.10
Mar 21 69.64 70.14 69.34 69.72 +.08
May 21 70.39 70.84 70.06 70.41 +.01
Jul 21 70.97 71.31 70.61 70.92 -.05
Oct 21 - - - 69.42 +.41
Dec 21 68.87 69.18 68.50 68.77 -.10
Mar 22 69.97 70.02 69.47 69.64 -.16
May 22 70.23 70.23 70.23 69.94 -.20
Jul 22 70.42 70.45 70.42 70.14 -.23
Oct 20 - - - 67.99 -.21
ICE estimated futures volume:21,900
12月限は寄り付きから米国早朝にかけて値を上げていき、本日の高値(69.39/lb)をつけた後、まもなく下落。米国取引が本格化するころに本日の安値(68.55/lb)を付けた後、持ち直して取引を終えた。結果、前日比10ポイント高の68.93/lbで、引き続き約8か月ぶりの高い水準で引けた。推定出来高は21,900枚。
【相場動向要因】
中国綿花先物相場は4日連続で上げており、通算10%程の上昇。2020年の輸入割当の条件に間に合うように期近積みのブラジル綿を中心に成約を進めるなど、中国の実需も堅調。パキスタンからも引き続き堅調な綿花需要の報が聞かれるなど、綿花需要回復の傾向がうかがえる。
加えて、インドでは洪水による綿花へのダメージも懸念され、現地価格も上がっている。既報の中国・新疆省の綿花品質懸念や米国のハリケーンなど供給サイドは減少の報が多く、相場を下支えしている。
穀物相場は値を上げており、特に大豆とトウモロコシが中国向けの成約を背景に大きく続伸。トウモロコシは中国先物相場で過去最高値をつけた。米国株は11月3日の米国大統領選挙を前に追加経済対策の成立は困難と米国財務長官が考えを示したことに嫌気し、値を下げている。
END.