ICE No. 2 Cotton
March 16, 2026
Open High Low Settle Change
May '26 65.90 68.75 65.90 68.19 +234
Jul '26 68.00 70.60 67.97 70.06 +217
Oct '26 70.77 71.67 70.74 71.67 +206
Dec '26 70.41 72.44 70.41 71.98 +165
Mar '27 71.46 73.21 71.46 72.87 +162
May '27 72.02 73.32 71.99 73.32 +154
Jul '27 72.19 73.35 72.19 73.35 +137
Oct '27 - - - 70.49 +45
Dec '27 69.20 69.60 69.20 69.37 +23
Mar '28 70.92 70.92 70.64 70.68 +25
ICE estimated futures volume: 167,000
5月限は寄付から強くいきなり66セントを試す展開。その後はじりじりと右肩上がりで推移し、
米国での取引が本格化すると一気に上昇。結果、前日比234ポイント高の68.19/lbで引けた。
推定出来高は歴代2位の167,000枚と活況。
【相場動向要因】
綿花相場は中国での追加の輸入割り当ての発給に後押しされ、投機筋の歴史的なショートポジションの買戻しの連鎖で急騰した。
中国では通常の89.4万トンの輸入割り当てに加え、今回新たに30万トンが追加で発行された。
この枠は加工貿易の用途に限られており、主な目的は中国国内価格の高騰によって拡大している輸入綿花との値差を是正することにある。
しかしながら、その背景には、中国政府の食糧安全保障強化の意図による「綿作から食料生産への作付転換」を推進する方針がある。
これにより今後の綿花輸入需要が拡大するとの期待感が高まったほか、
米中首脳会談を控え、中国が外交的配慮から米国産農産物の買い付けを強化するとの観測も、
長らく強気材料を欠いていた市場の押し上げ要因となった。
照的に穀物相場では、投機筋が大幅な買い越しに傾いていたなか、中国での穀物作付拡大見通しに加え、
イラン紛争対応による米中首脳会談の1か月延期が報じられたことで、中国による追加買い付け期待が後退。
利益確定の売りが加速し、値を下げている。
商品相場全体で世界情勢の先行き不透明感から、投機筋がリスク回避の動きをしていることがうかがえる。
END.