ICE COTTON FUTURES
August 25, 2020
Open High Low Close Change
Oct 20 65.20 65.79 65.16 64.98 -.18
Dec 20 65.82 66.45 65.35 65.58 -.24
Mar 21 66.68 67.22 66.20 66.42 -.21
May 21 67.25 67.72 66.93 66.99 -.18
Jul 21 67.54 67.97 67.26 67.29 -.11
Oct 21 - - - 65.59 +.02
Dec 21 65.50 65.82 65.40 65.33 +.29
Mar 22 66.81 66.92 66.72 66.47 +.33
May 22 67.45 67.45 67.21 66.93 +.14
Jul 22 67.65 67.65 67.38 67.15 +.15
ICE estimated futures volume:23,700
NY定期12月限は、前日引値水準で寄り付いた後、暫くは動意薄で推移していたが、米国現地時間早朝に値が伸び、本日の最高値66.45/LBを付けた。しかし、米国現地で取引が本格的になると急落し、最終的に前日比24ポイント安の65.58/LBで引けた。
出来高は、23,700枚。
【相場動向要因】
本日の米国綿花市場は前日から引き続き買い方優勢のまま、一時さらに値を伸ばしたが、取引時間終盤にかけて急落していき、最終的には前日引値から若干値を下げて引けた。
先日メキシコ湾に発生したハリケーン「ローラ」がカテゴリー1へと勢力を強めている。沿岸部上陸までにカテゴリー3へと発展する可能性もあるとの報。
テキサス州からルイジアナ州の沿岸部にかけて上陸の恐れがあり、綿作地への被害を予期した投機筋が資金を流入させていたことが昨日の相場付き及び、未決済建玉の推移から推測されるが、
本日はあまり動きが見られなかった模様。
そのほか、トレーダーらによる新綿買付に対するヘッジ売りも相場に影響したとも思われる。期近12月限は200日移動平均価格を5営業日連続で上回っている。一方、実需筋では中国から米綿の引き合いが散見されたとの報告が上がっている。
また米中政府による第一段階合意の進捗状況に関する協議が一時延期されていたが、米国現地24日夜に電話協議にて行われたことが明らかとなった。米中間では様々な問題で対立しているものの、貿易面においては今後も合意した枠組みが維持される見込み。
米国現地8月27日に米国農務省より週間輸出成約報告が発表される予定で、中国の新規成約数量や船積数量の内容に市場関係者は関心を寄せている様子。
END.