ICE COTTON FUTURES
August 13, 2020
Open High Low Close Change
Oct 20 62.37 62.66 62.23 62.43 +.59
Dec 20 62.21 63.47 62.20 62.99 +.79
Mar 21 63.29 64.35 63.24 63.92 +.78
May 21 64.11 65.03 64.03 64.63 +.74
Jul 21 64.85 65.50 64.68 65.12 +.67
Oct 21 - - - 63.98 +.81
Dec 21 63.65 64.21 63.35 63.86 +.58
Mar 22 64.95 65.00 64.82 65.04 +.53
May 22 - - - 65.74 +.53
Jul 22 - - - 66.34 +.53
ICE estimated futures volume:22,600
NY定期12月限は、小高く寄り付いた後、方向感なく推移。米国現地で取引が本格的になると上伸し、本日最高値の63.47/LBを付けた。その後、引けにかけて緩やかに値を下げていき最終的に前日比79ポイント高の62.99/LBで引けた。
出来高は、22,600枚。
【相場動向要因】
昨日の米国綿花市場は月間需給報告の発表を受けて急落したが、本日は幾分か落ち着きを取り戻し、値を上げて引けた。技術的な要因に加え、金融市場全体にリスクオンのムードが漂ったことから投機筋による資金流入があったものと見られる。本日はコーン、大豆、小麦などの米国主要穀物市場も総じて値を上げた。また米国現地15日に米中両国による閣僚レベルの会合が開かれ、米中通商合意に関する進捗状況を精査する予定。米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長が一部メディアのインタビューにて、「米中間で様々な問題について意見の相違はあるものの、中国は第一段階合意に基づいて米国農産物を順調に買い進めている」と打ち明けた。
一方、米国株式市場ではダウ平均が前日比80.12ドル安の27,896.72ドルで引けた。利益確定売りが入ったほか、追加の米国経済対策に対する不透明感が出だしたことに嫌気した模様。
また本日、新年度最初の米国農務省週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。今週の2020/2021の成約数量は6,900俵(新規成約:30,600俵、キャンセル23,700俵)だったが、船積数量は主に中国とベトナムが牽引したことで278,600俵と比較的堅調な出足となった。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week Ending August 6, 2020);
2020/2021CROP
アップランド
成約:30,600俵 (パキスタン 10,400俵 / トルコ 5,900俵 / ベトナム 4,800俵)
キャンセル:▲23,700俵 (中国 ▲22,000俵 / インド ▲1,000俵 / パキスタン ▲300俵)
船積:278,600俵 (中国 157,100俵 / ベトナム 56,300俵 / トルコ 13,700俵)
ピマ
成約:10,400俵 (中国 6,200俵 / バングラディッシュ 1,700俵 /インド 900俵 / ベトナム 900俵)
キャンセル:なし
船積:5,600俵 (中国 2,500俵 / ペルー 1,200俵 / パキスタン 900俵 / ベトナム 900俵)
2021/2022CROP
アップランド
成約:なし
ピマ
成約:なし
END.