2020年8月27日木曜日

NY FUTURES AUGUST 26,2020

ICE COTTON FUTURES

August 26, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Oct 20   -     -     -   64.98 unch

Dec 20 65.58 66.15 65.07 65.58 unch

Mar 21 66.42 66.95 65.96 66.45 +.03

May 21 66.96 67.45 66.58 67.02 +.03

Jul 21 67.28 67.79 66.89 67.36 +.07

Oct 21   -     -     -   65.63 +.04

Dec 21 65.45 65.92 64.79 65.33 -.06

Mar 22 66.93 66.94 66.22 66.42 -.05

May 22 67.37 67.38 67.37 66.87 -.06

Jul 22 67.53 67.53 67.53 67.06 -.46

ICE estimated futures volume:17,100

 

NY定期12月限は、前日引値水準で寄り付いた後、小幅に値を上げていき、米国現地時間午前に本日最高値66.15/LBを付けた。しかし、その後急落し、一時前日比マイナス圏内にまで値を下げたが、引け間際に値を戻し、最終的に前日引値と同値の65.58/LBで引けた。

出来高は、17,100枚。

 

【相場動向要因】

 

本日の米国綿花市場は様子見ムードが漂い、比較的出来高も少なく前日引値と同値で引けた。先日メキシコ湾で発生したハリケーン「ローラ」が5段階で上から2番目の非常に危険な「カテゴリー4」まで勢力を強め、26日水曜日の夜から27日木曜日の未明頃にかけてテキサス州とルイジアナ州沿岸付近に上陸する見通し。米国立ハリケーンセンター「NHC」によると、最大風速は140mph(毎秒62メートル)まで達し、沿岸地域では数十万人に避難命令が出されている。その影響で、直撃を免れない綿作地では被害が想定されてはいるが、一部地域では慈雨になるのではないか、との見方もある。一部アナリストからは「ハリケーンによる影響は既に相場価格に織り込まれているのでは」との声も出ている。また未決済建玉は本日取引開始時で約2,400枚増加しており、320日以来となる200,000枚を超えた。投機筋やファンド筋による商品市場への資金流入は引き続き行われている様子。そのほか、主要米国穀物市場では大豆と小麦が値を上げたが、コーンは値を下げた。

 

一方、米国株式市場はニューヨークダウ平均が前日比83.48ドル高の28,331.92ドルで引けた。バイオ製薬モデルナ社が新型コロナワクチン開発において良好な結果を確認したことが好感され値を上げた模様。ただ米国現地27日に米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長による講演が控えており、その内容を見極めたいという投資家も多く、上値は抑えられた格好となった。またハイテク株中心のNASDAQ総合やSP500は史上最高値を更新した。

 

米国現地827日に米国農務省週間輸出成約報告が発表される予定。

 

END.