ICE COTTON FUTURES
August 28, 2020
Open High Low Close Change
Oct 20 64.32 64.32 64.25 64.37 -.39
Dec 20 65.26 65.50 64.54 65.08 -.29
Mar 21 66.12 66.33 65.44 65.93 -.34
May 21 66.85 66.96 66.09 66.56 -.40
Jul 21 67.31 67.31 66.60 67.02 -.42
Oct 21 - - - 65.71 -.09
Dec 21 65.48 65.52 64.74 65.21 -.29
Mar 22 66.40 66.40 66.09 66.30 -.29
May 22 66.69 66.85 66.69 66.90 -.19
Jul 22 66.98 67.17 66.98 67.20 -.09
ICE estimated futures volume:17,900
NY定期12月限は、寄り付き後から弱含みで展開し、一時本日最安値の64.54/LBを付けた。米国現地で取引が本格的になると、値を戻す場面も見られたが、最終的に前日比29ポイント安の65.08/LBで引けた。
出来高は、17,900枚。
【相場動向要因】
米国綿花市場は期近12月限が4営業日続落したが、週間では80ポイント高で引けた。今週は週初めに154ポイント急伸したこともあり、調整局面が続いたと思われる。先日テキサス州、ルイジアナ州やアーカンソー州の綿作地に直撃したハリケーン「ローラ」による被害状況の詳細がまだ明らかにされておらず、生産量への影響を見極めたいという市場関係者が多かったと思われる。ただ、一部地域では強風と激しい雨がもたらされ、多くの場所でまだ雨水が引いていないとの報告が上がっている。一方、乾燥した天気が続く影響で、直近の相場が上昇基調のその他の主要穀物銘柄では、本日大豆とコーンが値を上げ、小麦は値を下げた。しかし週間では3銘柄全て値を上げて引けている。
また本日午後に発表されたCFTCレポートによると、8月25日までの週で、投機筋のロングポジションが6,393枚増加、ショートポジションが1,431枚減少し、ネットロングポジションが7,824枚増加していることから、投機筋による資金流入は4月を起点に引き続き行われている様子。一方、生産者/トレーダーのロングポジションは2,084枚減少、ショートポジションは11,206枚増加し、ネットショートポジションが13,290枚増加している。
米国株式市場ではニューヨークダウ平均が3営業日続伸し、前日比161.60ドル高の28,653.87ドルで引けた。27日に米連邦準備理事会(FRB)がゼロ金利政策を長期的に維持する姿勢を見せたことで、景気の先行きに安心感が広がり、景気敏感銘柄を中心に買い注文が入り値を上げた。またハイテク株中心のNASDAQ総合も2日ぶりに史上最高値を更新した。
END.