ICE COTTON FUTURES
August 18, 2020
Open High Low Close Change
Oct 20 - - - 62.39 -.23
Dec 20 63.21 63.77 62.68 62.93 -.35
Mar 21 64.10 64.67 63.60 63.83 -.36
May 21 64.79 65.34 64.34 64.53 -.35
Jul 21 65.45 65.80 64.88 65.02 -.34
Oct 21 - - - 63.75 -.30
Dec 21 63.90 64.16 63.38 63.49 -.26
Mar 22 65.30 65.30 64.55 64.57 -.32
May 22 65.14 65.14 65.14 65.16 -.43
Jul 22 65.65 65.65 65.65 65.69 -.49
ICE estimated futures volume:15,600
NY定期12月限は、前日引値水準で寄り付き後、動意薄で暫く推移。米国現地にて取引が本格的になると弱含みの展開となり最終的に前日比35ポイント安の62.93/LBで引けた。
出来高は、15,600枚。
【相場動向要因】
本日の米国綿花市場は、引き続き綿花特有のファンダメンタル乏しく、約100ポイントの狭いレンジの中で取引が行われ、最終的に値を下げて引けた。取引時間中は200日移動平均価格を5日連続で上回っていたが、引値では下回った。また技術的な要素として直近6−7週間で7月9日の最高値64.90/LBと8月6日の最高値65.05/LBがダブルトップを形成した後、最高値が下げ基調なので、売り手が優勢になりつつあるとの見方も出ている。
実需筋では、引き続きインド政府筋による在庫オークションが行われ、国内・海外綿花商へと活発に売られている模様。同国インド商務省によると2019年8月から2020年5月までの原綿輸出量は前年同時期比で25%減で、主な輸出先は中国、バングラディッシュとのこと。
その他の主要穀物市場も全体的に値を下げて引けた。
また米国株式市場では米国の経済に先行き不透明感が漂ったことで景気敏感株と呼ばれる銘柄を中心に値を下げた結果、ニューヨークダウ平均が前日比66.34ドル安の27,778.07ドルと小幅ではあるが続落した。一方、ハイテク株が中心のNASDAQ総合指数は史上最高値を二日連続で更新した。
一部アナリストによると、西テキサスの高温乾燥な天候が綿花の育成に影響を及ぼすことで、先日、米国農務省が発表した7月度需給報告の米綿生産量1,808万俵は楽観的で最終的に1,750万俵程度に落ち着くのではという見方が市場関係者の間で広まってきている。
END.