ICE COTTON FUTURES
July 30, 2020
Open High Low Close Change
Oct 20 61.06 62.67 60.53 62.82 +1.79
Dec 20 61.77 63.21 60.80 63.18 +1.57
Mar 21 62.49 63.85 61.53 63.81 +1.49
May 21 63.24 64.50 62.32 64.46 +1.37
Jul 21 63.90 65.05 63.01 65.01 +1.25
Oct 21 - - - 63.79 +.98
Dec 21 62.30 63.21 61.60 63.19 +.98
Mar 22 - - - 63.94 +.98
May 22 - - - 64.54 +.98
Jul 22 - - - 65.14 +.93
ICE estimated futures volume: 19,800
NY定期12月限は、小高く寄り付いた後、じりじりと値を下げ続け、本日最安値の60.80/LBを付けた。しかしその後反発し、引けにかけて上進。前日比157ポイント高の63.18/LBで引けた。
出来高は、19,800枚。
【相場動向要因】
米国時間朝方に相次いで発表された弱気なマクロ経済指標とは裏腹に、米国綿花市場は続伸。本日発表された米国農務省週間輸出成約報告の新規成約数量と船積数量がともにベトナムや中国向けなどを中心に堅調な結果だったことや、株式市場から穀物市場への投機筋による資金流入、インフレやドル安などがこの日の上げ相場に強材料として影響した模様。一部アナリストからは技術的な要因として10日や20日移動平均価格を上回ったことで、買いが買いを呼んだのではとも言われている。
他の穀物市場でも取引時間前半は前日よりも価格が下回っていたが、引けにかけて値が戻り、小麦やコーンは前日比プラス圏内で取引を終えた。
一方、米国株式市場では2020年4月-6月期のGDPが前期比年率換算で32.9%減と過去最大のマイナス成長を記録したことや、新規失業保険申請件数や失業給付の継続受給者数が前週比増加したことなどを嫌気し、ダウ平均株価は、前日比225.92ドル安の26,313.65ドルで引けた。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week Ending July 23, 2020);
2019/2020CROP
アップランド
成約:137,300俵 (ベトナム 73,600俵 / 中国 24,200俵 / バングラディッシュ 17,600俵)
キャンセル:▲18,600俵 (インドネシア ▲10,500俵 / パキスタン ▲4,200俵 / メキシコ ▲2,100俵)
船積:320,800俵 (中国 105,100俵 / ベトナム 93,100俵 / トルコ 41,700俵)
ピマ
成約:14,000俵 (中国 5,700俵 / パキスタン 1,700俵 /イタリア 1,400俵)
キャンセル:▲4,900俵 (インド ▲4,900俵)
船積:7,800俵 (中国 3,100俵 / パキスタン 1,100俵 / ペルー 900俵)
2020/2021CROP
アップランド
成約:9,500俵 (ベトナム 3,000俵 / パキスタン 2,600俵 / トルコ 1,500俵)
ピマ
成約:500俵(ペルー 500俵)
END.