ICE COTTON FUTURES
July 15, 2020
Open High Low Close Change
Oct 20 63.22 63.31 62.60 62.59 -.10
Dec 20 62.63 63.15 62.00 62.13 -.50
Mar 21 63.45 63.78 62.77 62.85 -.46
May 21 64.06 64.38 63.47 63.52 -.49
Jul 21 64.55 64.91 64.02 64.08 -.53
Oct 21 - - - 63.19 -.69
Dec 21 63.05 63.42 62.66 62.69 -.51
Mar 22 - - - 63.49 -.51
May 22 - - - 64.19 -.51
Jul 22 - - - 64.84 -.51
ICE estimated futures volume:12,200
NY定期12月限は、前日引値水準で寄り付いた後、小幅な値動きで推移していたが、米国現地で取引が本格的になると値を下げていき、最終的に前日比50ポイント安の62.13/LBで引けた。
出来高は、12,200枚。
【相場動向要因】
米国綿花市場は3営業日続落し、期近12月限はこの3日間で218ポイント値を下げた。本日も綿花特有のファンダメンタルが乏しく、前日よりもさらに少ない出来高となった。本日取引開始前の時点で未決済建玉が174,373枚と、12営業日ぶりに減少していることが確認されており、投機筋によるロングポジションの清算が昨日から相場を押し下げている要因ではないかと言われている。実需筋では目立った動きもなく、紡績筋の値決めもあまり見られなかった模様。
一方、米国株式市場では、新型コロナウィルスのワクチン開発に関する報道が好感され、ダウ平均株価が前日よりも227.51ドル高い26,870.10ドルで取引を終えている。他の米国穀物市場も総じて値を上げて引けている。
また米トランプ大統領が米国現地15日朝、香港の高度な自治権が失われたことを理由に、香港への優遇措置を撤廃する大統領令と中国に対する制裁法案に署名し、再び米中関係に緊張が高まっている。現在、中国政府は第一段階合意の元、米国から農産物を購入し続けており、多くのトレーダーは合意額に達するまで中国政府の購入は続くと見てはいるが、潜在的影響に懸念を抱いている様子。
明日、米国現地7月16日に米国農務省より週間輸出成約報告が発表される予定。
END.