ICE COTTON FUTURES
July 7, 2020
Open High Low Close Change
Jul 20 - - - 63.24 +.17
Oct 20 63.55 63.90 63.55 63.74 +.17
Dec 20 63.00 63.40 62.55 63.02 -.12
Mar 21 63.85 64.12 63.33 63.76 -.12
May 21 64.33 64.63 64.00 64.43 -.05
Jul 21 64.61 65.05 64.55 64.98 +.09
Oct 21 - - - 63.37 +.21
Dec 21 62.06 62.43 62.06 62.37 +.21
Mar 22 - - - 63.17 +.21
May 22 - - - 63.82 +.20
ICE estimated futures volume:21,500
NY定期12月限は、寄り付きから徐々に値を下げながら推移した。本日の安値を付けた後、徐々に値を戻していったが、本日の高値を付けた後、下落し、最終的に前日比12ポイント安の63.02/lbで引けた。出来高は、21,500枚。
【相場動向要因】
綿花特有のファンダメンタルは乏しく、市場参加者の関心は、現地7月10日に発表される米国農務省月間需給報告に向けられている。
現物市場の動きは静かなようで、本日の取引の後半に、中国向け先物や紡績などによる値決めのオーダーが入ったことで、一時値を戻す場面が確認された。
しかしながら、米国で新型コロナウイルスの感染者数が急増しつつあり、消費者の動向など経済への影響を懸念する見方から、米株式市場が軟調に推移したことに綿花相場も引っ張られるようにして、値を下げて引けた。
本日のダウ平均株価は前日比396.85ドル下落して引けている。
一方、米国トランプ大統領が米国のWHOからの脱退する旨の正式通告を出したことも報じられている。
西テキサスでは、再び高温乾燥な気候が観測されており、また、直近10日間の予報でもまとまった量の降雨が予想されていない。
これにより、ドライランドの地域を中心に土壌湿度低下、および綿花の生育環境への影響が懸念されている。
END.