ICE COTTON FUTURES
July 9, 2020
Open High Low Close Change
Jul 20 64.01 64.01 62.10 63.34 -1.32
Oct 20 64.87 65.09 64.33 64.34 -.23
Dec 20 64.05 64.90 63.66 63.89 -.27
Mar 21 64.60 65.39 64.23 64.49 -.20
May 21 65.11 65.70 64.73 65.01 -.20
Jul 21 65.56 66.00 65.16 65.44 -.21
Oct 21 - - - 64.54 +.14
Dec 21 63.50 63.80 63.29 63.74 +.13
Mar 22 - - - 64.54 +.13
May 22 - - - 65.19 +.13
ICE estimated futures volume:23,000
NY定期12月限は、寄り付き後は動意薄で推移していたが、米国で取引が本格的になると値を上げ本日最高値の64.90/LBを付けた。しかしその後下げに転じ、最終的に前日比27ポイント安の63.89/LBで引けた。
出来高は、23,000枚。
【相場動向要因】
本日、米国農務省より週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述。全体の新規成約数は4万3,800俵(成約数:4万9,500俵・キャンセル:5,700俵)と、ここ数週間の新規成約数と比較すると低調に終わったが、船積数は32万9,300俵となり堅調な結果が報告されている。また中国向け新規成約数が2019/2020 CROPの2万2,000俵のみに終わり、一時期の買付量と比較すると減少したが船積数は11万2,400俵と引き続き堅調な結果が報告された。これで中国の2019/2020CROPと2020/2021CROPの新規成約数は4月23日から7月2日の週までの累計で238万9,000俵に達した。これら報告内容は本日の綿花相場に対しては限定的だった模様。
一方、米国株式市場では、本日発表された新規失業保険申請件数が131万4,000件で市場予想を下回る好結果だったにもかかわらず、8日の米国における1日当たりの新型コロナウィルス新規感染者数が最大になったことを受けて、ダウ平均株価が前日比361.19ドル安の2万5,706.09ドルで引けた。
明日、米国現地7月10日に米国農務省月間需給報告が発表される予定で、6月30日に米国農務省より報告された2020/2021CROPの米綿作付面積が1,220万エーカーと3月の意識調査から150万エーカーの下方修正がなされている関係で、生産量も修正されることが予想されており、市場関係者の注目が寄せられている。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week Ending July 2, 2020);
2019/2020 crop
アップランド
成約:49,500俵 (中国 30,800俵 / トルコ 6,400俵 / ベトナム 6,200俵)
キャンセル:▲5,700俵 (バングラ ▲1,800俵 / パキスタン ▲1,600俵 / ベトナム ▲1,300俵)
船積:329,300俵 (中国 112,400俵 / ベトナム 61,100俵 / トルコ 47,600俵)
ピマ
成約:2,800俵 (中国 1,300俵 / パキスタン 1,000俵 / インド 400俵)
キャンセル:なし
船積:7,300俵 (中国 3,000俵 / パキスタン 3,000俵 / ベトナム 500俵)
2020/2021 crop
アップランド
成約:6,700俵 (トルコ 5,400俵 / ベトナム 1,300俵)
ピマ
成約:3,600俵 (エルサルバドル 3,600俵)
END.