ICE COTTON FUTURES
July 21, 2020
Open High Low Close Change
Oct 20 63.11 63.27 62.89 62.91 -.08
Dec 20 62.80 63.28 62.65 62.95 +.07
Mar 21 63.57 63.87 63.37 63.61 unch
May 21 64.19 64.43 64.00 64.21 -.02
Jul 21 64.85 64.96 64.53 64.75 unch
Oct 21 - - - 63.59 unch
Dec 21 62.99 63.00 62.84 62.96+ unch
Mar 22 - - - 63.76 -.04
May 22 - - - 64.37 -.04
Jul 22 - - - 65.01 -.05
ICE estimated futures volume: 13,500
NY定期12月限は、前日引値よりも値を下げて寄り付いた後はじりじりと値を上げ、米国現地で取引が本格的になった後も買い方優勢だったが、取引時間終盤に値を下げていき、最終的に前日比7ポイント高の62.95/LBで引けた。
出来高は、13,500枚。
【相場動向要因】
本日の米国綿花市場も、綿花特有のファンダメンタル乏しく、全体的に狭い値幅で値が動いた。昨日取引終了時点での未決済建玉を見ると、出来高が少ない中、ロングポジションの積み増しが見られ、恐らくは投機筋による資金の流入があった模様。一方で、トレーダーや生産者側の動きは殆ど見られなかった様子。一部アナリストによると、投機筋が需給におけるファンダメンタルな材料よりもインフレに喚起され、ゆっくりと穀物市場にマーケットインしていることが相場に影響しているのではと言われている。また綿花市場に限ってはテキサス州で連日続いている高温乾燥の天気が2020/2021CROPに対して質・量ともに被害を与える懸念が生じていることが強材料として相場を下支えしているとも見られている。
その他の米国穀物市場では、小麦は値を上げたが、大豆・コーンは値を下げた。
また米国株式市場では、ダウ平均株価が159.53ドル高の26,840.40ドルで取引を終えた。欧州連合が新型コロナウィルスに関する復興基金案で合意したことや企業の決算が良好だったことなどを好感して値を上げた。
END.