2020年7月20日月曜日

NY FUTURES JULY 17, 2020

ICE COTTON FUTURES

July 17, 2020

       Open  High  Low   Close Change

Oct 20 62.96 62.96 62.08 62.01 -.87

Dec 20 62.49 62.51 61.88 61.94 -.60

Mar 21 63.14 63.15 62.56 62.63 -.56

May 21 63.73 63.74 63.22 63.27 -.50

Jul 21 64.23 64.30 63.80 63.84 -.44

Oct 21   -     -     -   62.92 –.48

Dec 21 62.88 62.92 62.41 62.44 -.46

Mar 22 63.25 63.25 63.25 63.28 -.34

May 22   -     -     -   63.89 -.43

Jul 22   -     -     -   64.54 -.43

ICE estimated futures volume: 9,500

 

NY定期12月限は、寄り付き後は方向感乏しく、小幅な値動きで推移。米国現地にて取引が本格的になると値を下さげていき最終的に前日比60ポイント安の61.94/LBで引けた。

出来高は、9,500枚。

 

【相場動向要因】

 

米国綿花市場は綿花特有のファンダメンタル乏しく、前日よりもさらに出来高の少ない閑散とした取引が続いた。期近12月限は今週1週間で237ポイント値を下げている。実需筋でも目立った動きはなかった模様。

 

本日発表されたCFTCレポートによると、今週投機筋のネットロングポジションが8,200枚増加し、生産者/トレーダーのネットショートポジションも7,900枚増加していることが報告されている。

 

米国の南部や西部の州を中心に新型コロナウィルスの感染再拡大が続いており、景気回復の遅れが懸念されている。米国株式市場では、本日発表された7月の米消費者態度指数が73.2ポイントと前月から4.9ポイント下落し、市場予想の77.8を下回ったことなどを嫌気し、ダウ平均株価は前日比62.76ドル安の26,671.95ドルで引けた。またOPECプラスは新型コロナウィルスの影響で3か月間にわたり歴史的な減産を続けていたが、今後段階的に減産規模を縮小させることを決定。しかしながら前述の通り、最大の原油消費国である米国で新型コロナウィルスの感染が再拡大しているため、依然先行きに不透明感は残っている。

 

西テキサスでは本日も高温乾燥な天気が観測されており、今後も同様の天気が続くことが予報されている。米国干ばつ監視データによると714日までの週の土壌水分量が悪化していることが報告されており、綿花の品質に対する影響が懸念されている。

 

END.