ICE COTTON FUTURES
July 23, 2020
Open High Low Close Change
Oct 20 62.93 62.94 61.68 61.68 -1.06
Dec 20 62.69 62.86 61.83 61.92 -.62
Mar 21 63.41 63.57 62.54 62.63 -.63
May 21 63.77 63.88 63.18 63.24 -.54
Jul 21 64.34 64.45 63.76 63.82 -.53
Oct 21 - - - 62.72 -.61
Dec 21 62.53 62.71 62.00 62.17 -.37
Mar 22 - - - 62.92 -.55
May 22 - - - 63.53 -.55
Jul 22 - - - 64.17 -.55
ICE estimated futures volume: 13,000
NY定期12月限は、小高く寄り付いた後、しばらくは動意薄で推移。その後、じりじりと値を下げ続け、最終的に前日比62ポイント安の61.92/LBで引けた。
出来高は、13,000枚。
【相場動向要因】
米国綿花市場は12月限が2日続落。コーンと大豆は中国からのオーダーに下支えされたことから値を上げたが、綿花と小麦は値を下げる展開となった。特に綿花市場では値決めや実需筋による新規のオーダーなども見られなかった模様。
また本日米国農務省週間輸出成約報告が発表された。詳細は後述するが、サプライズはなかったものの3週連続で市場関係者を落胆させる内容となった。新規成約数は全体で31,600俵(アップランド19,800俵/ピマ11,800俵)となり、これは2021/2022CROPのマレーシア向け22,000俵成約が含まれている。船積数は273,600俵(アップランド271,300俵/ピマ2,300俵)で米国農務省が目標としている年間1,520万俵の船積数に達するには残り2週で130万俵弱必要となり実現が困難な状況となっている。また中国向け新規成約数はキャンセル数などを含めると400俵となり、直近13週合計で2,361,400俵に達した。
米国株式市場においては、米国における新型コロナウィルスの新規感染者数が増加し続けている中、週間の米国新規失業保険申請件数が、前週の1,307,000件から1,416,000件と約4か月ぶりに増加に転じたことが弱材料として働き、ダウ平均株価は、前日比353.51ドル下げ26,652.33ドルで引けた。
西テキサスでは先週雨が降ったことにより幾分土壌水分量が回復したものの、引き続き乾燥した状態が続いており、米国干ばつ監視マップによると7月21日時点における北High Plain地域はabnormally dryからextreme droughtレベルに達している。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week Ending July 16, 2020);
2019/2020CROP
アップランド
成約:5,400俵 (ベトナム 2,500俵 / パキスタン 1,200俵 / トルコ 600俵)
キャンセル:▲18,500俵 (バングラディッシュ ▲8,800俵 / 中国 ▲4,400俵 / メキシコ ▲2,300俵)
船積:271,300俵 (ベトナム 82,700俵 / 中国 80,200俵 / トルコ 26,300俵)
ピマ
成約:11,400俵 (インド 3,900俵 / ペルー 2,300俵 / 中国 2,200俵)
キャンセル:なし
船積:2,300俵 (中国 900俵 / インドネシア 900俵 / バングラディッシュ 300俵)
2020/2021CROP
アップランド
成約:10,900俵 (中国 2,600俵 / メキシコ 2,300俵 / マレーシア 1,800俵)
ピマ
成約:400俵(インド 400俵)
END.