ICE COTTON FUTURES
July 2, 2020
Open High Low Close Change
Jul 20 - - - 63.05 +.47
Oct 20 63.33 63.40 62.70 63.55 +.47
Dec 20 62.63 62.98 62.30 62.95 +.19
Mar 21 63.25 63.69 63.01 63.67 +.22
May 21 63.83 64.25 63.46 64.24 +.43
Jul 21 64.10 64.67 63.76 64.63 +.56
Oct 21 - - - 62.97 +.40
Dec 21 61.65 62.00 61.55 61.97 +.27
Mar 22 - - - 62.77 +.22
May 22 - - - 63.43 +.23
ICE estimated futures volume:26,600
NY定期12月限は、寄り付きから小幅ながら堅調な推移を続けた。その後、取引後半に本日の安値を付けたあと、終盤にかけて値を上げ、最終的に前日比19ポイント高の62.95/LBで引けた。出来高は、26,600枚。
【相場動向要因】
新型コロナウイルスの感染者数の増加が続き、テキサス州などでは、マスク着用の義務化や10人以上の集会の禁止令が出る一方で、ワクチン開発に対する期待感もあり、米国株式相場は堅調な動きを見せた。本日のダウ平均株価は前日比92.39ドル価格を上昇させている。
また、6月度の米国雇用統計で、失業率が市場予想を下回り、11.1%と報告されたことも好感された模様。
綿花相場は、米国株式の価格推移の影響もあり、堅調な推移を見せた。
一部のアナリストは、相場が堅調な展開となる一方で、実需は依然として静かな状況が続いており、相場の価格推移との乖離も見られることから、綿花相場における投機的な要因の影響が少なくない、とも述べている。
本日発表された米国農務省週間輸出成約報告で、中国向けを中心に成約・船積みとも比較的堅調な結果が報告されたことも相場を下支えする要因となった。
また、2020/2021CROPで、中国向けに24.6万俵の新規成約が報告されている。
米国現地7月3日は独立記念日のため綿花相場は休場となる。
米国農務省週間輸出成約報告の詳細は以下の通り(Week Ending June 25, 2020);
2019/2020 crop
アップランド
成約:102,500俵 (ベトナム 47,900俵 / 中国 44,000俵 / インドネシア 3,000俵)
キャンセル:▲35,200俵 (中国 ▲26,500俵 / パキスタン ▲6,500俵 / タイ ▲1,100俵)
船積:277,000俵 (中国 105,300俵 / ベトナム 50,600俵 / トルコ 45,000俵)
ピマ
成約:4,700俵 (インド 2,600俵 / トルコ 400俵 / パキスタン 400俵)
キャンセル:なし
船積:4,400俵 (インド 2,000俵 / トルコ 700俵 / 日本 500俵)
2020/2021 crop
アップランド
成約:246,200俵 (中国 246,500俵 / 日本 100俵 / メキシコ ▲400俵)
ピマ
成約:なし
END.