ICE COTTON FUTURES
July 28, 2020
Open High Low Close Change
Oct 20 60.54 60.95 60.12 60.59 -.10
Dec 20 61.58 61.60 60.77 61.11 -.05
Mar 21 62.28 62.28 61.49 61.83 -.02
May 21 62.92 62.99 62.30 62.59 -.02
Jul 21 63.51 63.65 63.07 63.27 -.01
Oct 21 - - - 62.33 -.03
Dec 21 62.01 62.17 61.49 61.70 -.03
Mar 22 - - - 62.45 -.03
May 22 - - - 63.06 -.03
Jul 22 - - - 63.70 -.03
ICE estimated futures volume: 12,200
NY定期12月限は、小高く寄り付いた後は値を下げていき、米国現地の早朝時間から値が戻りはじめ、その後前日比プラス圏内まで上げていった。しかし、引け間際に急落し最終的に前日比5ポイント安の61.11/LBで引けた。
出来高は、12,200枚。
【相場動向要因】
本日も綿花特有のファンダメンタルは乏しく、市場にはリスク回避ムードが漂い閑散とした取引が続いた。昨日取引終了時の未決済建玉を見ると、昨日100ポイントほど価格を上げたが、一部アナリストは「恐らく買いのストップオーダーによるショートカバーが入ったことによるものではないか」との見解を示している。また実需筋では安価な期近ブラジル綿や先物の米綿で取引が見られた以外は特に目立った動きはなかった様子。
また昨日、西テキサスでは弱い寒気が流れ込んだ影響で広い地域で降雨が観測され、綿作地にとっては恵の雨となった模様。一方、南テキサスでは週末、発達した熱帯低気圧ハンナ(Hanna)の影響で強い風雨がもたらされたが、各綿作地ではまだ水が引いておらず、コットンボールへの影響が懸念されている。
米国株式市場ではFRB(米連邦準備理事会)の会合結果が発表される前日ということもあり積極的な買いが薄く、企業の決算内容が市場関係者の予想を下回った銘柄を中心に売りが入ったことで、ダウ平均株価は前日比205.49ドル安の26,379.28ドルで引けた。また米国穀物市場も軒並み値を下げた。
END.