ICE COTTON FUTURES
July 8, 2020
Open High Low Close Change
Jul 20 64.87 64.88 64.87 64.66 +1.42
Oct 20 63.69 64.67 63.69 64.57 +.83
Dec 20 62.94 64.33 62.78 64.16 +1.14
Mar 21 63.61 64.90 63.55 64.69 +.93
May 21 64.36 65.40 64.36 65.21 +.78
Jul 21 64.90 65.81 64.90 65.65 +.67
Oct 21 - - - 64.40 +1.03
Dec 21 62.24 63.60 62.24 63.61 +1.24
Mar 22 - - - 64.41 +1.24
May 22 - - - 65.06 +1.24
ICE estimated futures volume:22,400
NY定期12月限は、前日同値水準で寄り付いた後は、方向感なく推移していたが、米国現地の取引が本格的になってくると急伸し、本日最高値の64.33/LBを付けた。その後やや値を戻したが、最終的に前日比114ポイント高の64.16/LBで引けた。出来高は、22,400枚。
【相場動向要因】
ここ数日横ばいが続いていた米国綿花市場が急伸。今年3月5日以来の価格水準にまで回復し、直近7営業日で466ポイントの上げ幅を記録している。この急上昇の要因については解明されていないが、一部アナリストによると中国による米綿の新綿の買付が強材料として働いたのではと言われている。さらに最近、綿花市場含めた穀物市場が堅調に推移していることで、投機筋による資金流入が強気相場に影響しているのではとの見方もある。一方、実需筋による需要が低調なことを反映しているためか、COTTON OUTLOOKが定期相場の動きとは修正世界相場(AWP)の値を2日連続で下げている。
西テキサスでは高温乾燥な天候が続いており、週間天気予報でも降雨が予報されておらず、綿花の生育への影響が懸念されている。
また中国一部地域における紡績工場では輸出向け製品需要が回復していないため本格的な操業に達していないが、最近の相場価格の上昇を受けて原綿の買付を控えており、在庫が減ってきているとの報告も上がっている。
米国現地7月9日に米国農務省より週間輸出成約報告、7月10日には月間需給報告が発表される予定。
END.